![]() ひろしまとしえです。こんばんは☆
夜に航行したことはないのですが、航海灯のこと。 日本の道路交通法では左方車優先というルールがありますが、お船の世界では世界共通で右からの船が優先となります。 動力船同士が横切りの関係にある場合、右舷側に他船を見る場合には、自船は他船を避けなければなりません(自船は「避航船」となります)。 逆に、他船を左舷側に見る場合には自船が「保持船」となり、進路と速力を維持しなければなりません。 ところで、船の左舷灯は紅色、右舷灯は緑色です(航空機も同じですね)。 横切り関係の他船を左舷側に見ると、その右舷灯(緑)がこちらを向きます。青信号で「進め」なのです(道路では「進んでもよい」です)。これを見たら、進路、速力を維持です。相手が気づいていない場合など、ヤバい場合には汽笛の警告信号(急速に短音5回以上)を吹鳴します。 一方、横切り関係の他船を右舷側に見ると左舷灯(紅)が見えます。赤信号は「注意」です(道路では「止まれ」です)。これを見たら、他船を避けなければいけません。(尤も、上図では右から来る船は帆船ですので、そもそも動力船よりも優先権があります。) つまり、舷灯が他船に対する信号機のような役割をしています。 暗黙のルールらしいのですが、橋の名前が書いてある下辺りが水深が深くて航行に適した場所らしいぞ! ただ、常に正しいかはわからないので要確認。下の写真はイメージ図です(文字の下が本当に深いかは不明)。 河川を航行する場合には、水深と橋の高さに注意する必要があります。干潮時にしか通過できない橋もあります。一方、干潮時には水深が浅くなるので座礁リスクが高まります。 上の写真の「桁下高AP+4.0m」とありますが、荒川工事基準面からの高さを表します。干満によってクリアランスは変化しますので、その分を斟酌して通航します。しかし、この表示、+40mに見えて仕方がありませんが……、んなわけない! ソナーサウンダ(魚群探知機)や潮汐を確認しながらタイミングを計って通航しないと、帰れなくなるぞ! 水位といえばロックゲート。前回、小名木川を通ったときは荒川ロックゲートが工事中で通航止でした。今回は荒川ロックゲートは通れましたので、扇橋閘門~荒川ロックゲートという隅田川から荒川へのショートカットルートをとることができました。 荒川ロックゲートではチェーンにつかまって船の動揺を防止するのですが、注水前には手を上に伸ばしてようやくつかめました。 それが、注水が進むとどんどん船と水位が上昇し、チェーンをつかんでいた手はこんなに下になりました。 堀切付近で荒川と隅田川を結ぶ旧綾瀬川です。上空を首都高6号向島線が通ります。なんか都会的です。 船長なのにこんな格好。 以上!
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なまえ: ひろしまとしえ ![]() 三崎港にて ![]() としえ船長です 【好きな場所】 海! 【クリエイティブ系趣味】 お裁縫、電子工作、激辛料理、 デジタルヘタ絵、写真 【アウトドア系趣味】 星見、海外旅行、崖鑑賞 【スポーツ系趣味】 スキューバダイビング(過去形)、 テニス(大過去形)、 アイススケート(超大過去形) 【としえの訪問地】 国内: 全47都道府県 国外: 33ヶ国+7地域くらい 北限: Longyearbyen (北緯78°) 南限: Puerto Iguazú (南緯25°) 東限: 納沙布岬 (東経145°) 西限: Honolulu (西経157°)
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