![]() お仕事以外のことで忙しかった、ひろしまとしえです。こんにちは。
いまさらながら船のお仕事に憧れているわけですが、手をこまぬいていても何も進みませんので、小型旅客安全講習を受講してきました。 横浜は本牧ふ頭の付け根あたり、JEIS関東(日本船舶職員養成協会関東)さまでの受講です。集合時刻は朝8:50。 お家をかなり早めに出発したつもりなのですが、首都高の大渋滞に巻き込まれてしまい大ピンチ。これは法定のものですので、遅刻はNGなのです。山下公園のあたりでナビを無視して別ルートに逃げ、集合時刻10分前にぎりぎり間に合うことができました。 参加者は二十数名。午前~午後前半は講義を聴きます。午後後半は実習です。 講義は、小型用の講習にもかかわらず、「救命講習用教本」という海技士(大型)用の教科書が使用されます。この中から必要な項目をピックアップするかたちで講義が進みます。 まず、用語がプロっぽい。のっけから「乾舷標のない船は艤装時の満水喫水線以上にするな」など。わたし場違いなとこに来てしまったのではないかと焦ります。 出会い群波現象、パラメトリック横揺れ現象、(追波による)復原力減少、ブローチングなど、とにかく追波が激ヤバなことがよくわかります。一級の上級運航Iの荒天航法をさらに専門化した感じです。ビデオ視聴もあります。波で転覆させる実験映像に出てきた模型船、わたしもちょっと欲しいです。 技術的に興味深かったのは遭難信号関連。GMDSSとは何かを説明したビデオがわかりやすかったです。こうした機器のDISTRESSボタンを押すことなど、平時は絶対にないわけで……。いつ押すか、押したらどうなるか、押したあとどうするかなどを視覚的に見られることは、安心につながります。実習時にはE-PIRBの実物も見せていただきました。 溺水者の救命手当ての講義の後は、場所を移しての実習です。まずは…… 心肺蘇生の実習。全員が、胸骨圧迫とマウス・ツー・マウスの人工呼吸を人形に対して施します。なお、人工呼吸のときは使い捨て口当てシートを使うので、受講者間の間接キッスになる心配はありません。(実際のときはそんなこと言っていられません。) 続いて、膨張式救命いかだの試乗会。これは船の沈没時に自動的にケースがパカッと開いて飛び出し、自動的に膨らんでいかだになる優れものです。 本来ボンベに入ったガスで自動的に膨らむものなのですが、実習ですので手作業で準備します。5班に分かれての作業、1班は準備、2班は展張、3班は収納、4班は格納、5班は前記各班の補助というように分担します。わたしは2班(展張)です。いかだの中にはわたしともう一人の2人が潜ります。一人はブロアーでいかだを膨らませます。わたしはその後ろで屋根を持ち上げ、空気の通りを補助しました。他の3人は外から補助。 膨らんだところで、各班(4~5名)がいかだに乗りこみます。定員6名なのですが、4人でもかなり狭いです。6人乗ったら相当に窮屈だと思います。 実習の後、小型旅客安全講習修了証明書をいただきました。これを持って運輸局に行けば、小型船舶操縦士特定操縦免許が貰えるわけです。 その場で海事代理士に手続きを依頼することもできますが、すぐにでも免許が欲しいわたしは自分で手続きに行くことにしました。 翌朝、根岸線の桜木町駅へ。横浜第二合同庁舎まで歩きます。最寄駅としてはみなとみらい線の馬車道駅の方が近いです。庁舎に入り、セキュリティゲートの右脇で「運輸」と書かれた入館証を借り、左手のエレベータに乗ります。 行き先は関東運輸局 海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課。免許発給の部屋に入ると、待合の椅子と記入台がありました。申請書の記入法がわからなかった箇所を補完して提出すると、ものの5分もするかしないかのうちに新免許証が発給されました。 資格・限定等の欄の左下に「特定」の文字が入りました。この特定操縦免許は、大ざっぱにいえば自動車の第二種免許(←タクシーやバスなどで旅客を載せるのに必要)に相当するもので、旅客船や遊漁船の船長に必要な免許です(遊漁船の場合にはさらに別の資格も要るようです)。 あと、有効期限がリセットされて5年後になりました。 さらに、免許証番号も一部分だけ変わりました。保有資格のビット表記がなされるフィールドがあるようです。 というかですね、顔写真のビフォー・アフターが、白→黒なんですよ。この半年どれだけ日焼けしてるんだよ、わたし……。オセロかよ?! というわけで、一昨日より私、小型旅客船の船長を務められるようになりました。 講習を受けたJEIS関東さまの隣にある海員生協さまに船長服や肩章が売られていました。ちょっと欲しかった。 なぜ、こんな資格を取っているのかって? その理由は、 以上!
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![]() リア充すぎてブログが更新できない、ひろしまとしえです。こんばんは☆
3連休は三重に行ってきました。名張へ紅葉を見に行くのが目的。もともとは1泊の予定で出かけたのに、ずるずると2泊になってしまいました。うち1泊は車中泊に。しかも……。 まず出遅れて、出発は土曜の14時過ぎ。日が短いので、すでにもう色温度下がってきています。お家で作ったおにぎりに、コンビニで買った食料を足して、車中で昼食。 銭湯の書き割りのように赤裸々な富士山。笠雲が天気の崩れを予感させます。 そして名古屋に来ました。深夜になってしまいました。車中泊はしんどいので、宿を探します。 この時間じゃ、え○ちホテルだわな。あまりに眠たいので、当該ホテルの意義を無視して就寝。しかし、せっかくなので主人をつついてみたものの爆睡しているので、わたしも爆睡。こういうホテルは広くて設備もよいので快眠♪ 快眠しすぎて、寝坊してしまいました。名張市のAKM48こと、赤目四十八滝を目指します。 が、大渋滞! あと2kmくらいまで迫ったものの、帰りのフェリーに間に合わなってしまうので、ここまで来て泣く泣く引き返しました。寝坊さえしなければ……。 鳥羽港に着きました。17:40の最終便の約20分前に到着です。 フェリーターミナルの誘導員さんに「伊良湖行き、間に合いますか?」と伺うと、17:40は満車。18:40発の臨時便が出るそうで、それには乗れるとのこと。よかった……、お土産買う時間ができた♪ 乗船後ただちに売店で、焼きおにぎりと、たこ焼き、伊勢海老汁を買ってお夕飯とします。 こちらのフェリー、とても手際がいいのです。結構な速力で入港し、ささっと接岸。車を積んですぐに出航。ゲートの位置合わせもあっと言う間です。 わたしが小さな頃は所要60分だった記憶があるのですが、現在は55分です。 右の写真は、伊良湖の防波堤にある左舷標識。緑灯です。反対側には右舷標識の紅灯が見えました。安全確認のためか、サーチライトで防波堤を照らしていました。 伊良湖に到着。 国道42号線で渥美半島を東進、さらに潮見バイパス~浜名大橋~はまゆう大橋と進んで目指すは……。 ダグラスDC-3です。夜になってしまったよ~。今度はお昼に来よう。 静岡の随所で休憩しつつ、お家に帰ってきたのは月曜(祝日)の朝8時頃。マクドで買ったものを食べ、お布団へ。すぐには寝させてもらえませんでしたけどね♥ 以上! 寝るっ! | ホーム |
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![]() ひろしまとしえです。こないだ新宿で買ってきた電波法規の本が行方不明! 高っかいんだお、あれ。だって自ら舵をとって国際航海したいっしょ。
さて、金曜夜、会社帰りの主人から「月がきれいだね」メールが届いたので、字面どおりに解釈して外に出たものの、肝心なお月さんは高度が低く、お庭からは見えませんでした。見上げれば稀に見る満天の星空。天頂には昴(すばる)が輝いています。 ミラーレスに200mmのレンズを付け、細い三脚に載せてお空を狙います。とってもお手軽。 Date and time: 2014-11-14 23:56:12 +0900 - 23:57:27 +0900 Camera: Panasonic LUMIX DMC-G5, Lens: Ricoh XR Rikenon 1:4 200mm Focal length: 200mm, Aperture: F4, ISO speed: 1600 Exposure time: 8 seconds (composite of 8 images at 1 second for each) Image Processing: SILKYPIX Developer Studio 3.1 SE, Adobe Photoshop CS6 上の写真は すばる。おうし座の散開星団M45 プレアデス星団です。背後の散光星雲は写っているんだか写っていないんだか……。 Date and time: 2014-11-14 23:50:24 +0900 - 23:54:35 +0900 Camera: Panasonic LUMIX DMC-G5, Lens: Ricoh XR Rikenon 1:4 200mm Focal length: 200mm, Aperture: F4, ISO speed: 1600 Exposure time: 25 seconds (composite of 25 images at 1 second for each) Image Processing: SILKYPIX Developer Studio 3.1 SE, Adobe Photoshop CS6 こちらはオリオン大星雲 M42です。写りがしょぼいのは確かですが、200mmレンズ付けたミラーレスを三脚に載せただけのお手軽撮影でこの程度には写ります。 とはいえ、単に1秒シャッターで1枚写真を撮っただけでは: こんな貧弱になってしまいます。感度を上げればざらざらになりますし、露出時間を伸ばせば日周運動でぶれぶれになります。 そこで、ひと手間。たくさん写真を撮っておき、これらをあとで重ねて合成します。この手法をコンポジットといいます。 こうすることで、露出時間が増したことになりますので、ノイズに埋もれた被写体がはっきりしてきます。合成する枚数の平方根に反比例する感じでノイズが抑えられていきます。8枚コンポジットで約9dB、25枚コンポジットで約14dBの改善です。 また、1枚1枚は短時間露光ですので、星像のぶれも抑えられます。もちろん、日周運動で星はどんどん移動してしまいますが、合成するときに位置合わせすればよいので問題になりません。 さらに、長時間露光の場合、露光中に車のヘッドライトがかぶったり、三脚を蹴ってしまったら水の泡です。一方、時分割撮影なら、失敗したコマを除いて合成すれば済むので、被害は最小です。ただ、手間はかかります。 でも、やっぱり赤道儀使いたいよ……。 以上!
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![]() またしても頭を柱に強打した、ひろしまとしえです。しかも、きょうはお皿も割ってしまいました。
そんなドジっ娘ですが、旅客船の船長(但し、総トン数20トン未満)ってかっこいいなと思いまして: 小型旅客安全講習に申し込んだのでありました。内容は海難発生時の措置や救命設備などに関するもののようです。 これを受講すると、小型船舶操縦士特定操縦免許が得られます。特定操縦免許というのは、自動車の第二種免許にたとえることができます。しかし、試験はなく、丸1日の受講のみでOKとのことです。 旧制度で小型船舶操縦免許を取った人には自動的についてきた免許のようですが、新制度ではオプション化しています。(新制度では、水上オートバイも別免許(特殊小型船舶操縦士)が必要になってしまいましたので、現状これもわたしには乗れません。) しかし、旅客船とはいえ小型は小型。船に乗れる人員もさほどではなかろうと、総トン数19トンクラス(小型で乗れる最大クラス)の船舶を調べてみると……、 最大搭載人員99名の屋形船、同152名の遊覧船、乗客定員150名の高速船、旅客12名+普通車2台+軽自動車2台のカーフェリーなど。意外と載るではないか!! つか、フェリーもあるのかい?! というわけで、下旬に受講してきます。 以上!
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![]() ひろしまとしえです。わたしは3連休だったのですが、主人は1日しか休めず。
ロシア・アルメニア旅行記、モスクワ市内の観光地(その1)、平成26年7月28日(月)の記録です。もうあれから3ヶ月以上も経ってしまいました。以下では、括弧内にロシア語表記と発音重視のカナ表記、および意訳などを記します。(ロシア語わかる方へ: こういう記事ではオーカニエとアーカニエのどっちで書くか悩みます。モスクワネタですし、ほんとは全部アーカニエにしたいのですが、他所の資料はオーカニエが多いですし……。) まず、メトロ6号線・カルーシスコ・リーシスカヤ線(Калужско-Рижская; カルーシスカ・リーシスカヤ)でヴェーデンハー(ВДНХ)駅からレニンスキー・プロスペクト(Ленинский проспект; リェーニンスキー・プラスピェークト; レーニン大通り)駅へ。目当てはもちろん: ガガーリン像です。世界初の宇宙飛行士 ユーリイ・アレクセーエヴィッチ・ガガーリン(Юрий Алексеевич Гагарин; ユーリイ・アリクシェーィイッチ・ガガーリン)です。 一度見れば忘れられないポーズです。この像はずばりガガーリン区(Гагаринский район; ガガーリンスキー・ラヨン)にあります。 像の下には球体があります。これヴォストーク(Восток; ヴァストーク)のアレを模しているようです。 1961年4月12日 ソビエトの有人宇宙船「ヴォストーク」は地球の周回飛行を遂行した。宇宙空間に入った最初の人物、ソビエト社会主義共和国連邦の市民 ユーリイ・アレクセーエヴィッチ・ガガーリン。と書かれています。 宇宙つながりで、次はゴーリキイ公園(ЦПКиО им. М.Горького)のブラン(Буран)を見ようということになりました。 メトロ6号線でレニンスキー・プロスペクト駅からオクチャブリスカヤ(Октябрьская; アクチャーブリスカヤ)駅へ。5号線(環状線)に乗り換えてキエフスカヤ(Киевская; キーイフスカヤ)駅で下車。 駅前のビルに車が!!! おそロシア……。 この近くのモスクワ川の岸へ行きたいのですが、なかなか着きません。スケールが大きいんです。とにかく1ブロックが大きい。 「キエフ駅」船着場(Причал “Киевский вокзал”; プリチャール・キーイフスキー・ヴァグザール)に着きました。ここからお船に乗ります♪ 乗船券を購入します。ロシア人みんな大きいのに、なんで窓口はいつもこんな低さなん?! きっぷ売り場にあった船上での禁止事項の表示にカメラのマークがあったので写真が撮れないのかと心配になりましたが、「プロフェッショナルの方の撮影は禁止」と書かれていました。よかった^^; 二つの路線があります。ルート#1が各駅停船で運賃500ルーブル。ルート#2がノンストップの遊覧で運賃600ルーブル。1日乗船券は800ルーブルとありました。わたしたちは各駅停船のきっぷを購入しました。 スターン(船尾)寄りのスターボードサイド(右舷)の席に着きました。ちょっと船舶用語使ってみたかっただけ♪ デッキ上の席でしたので、日焼けまっしぐらです。 右はモスクワ大学です。このような独特の形をした高層ビルは、スターリン様式と呼ばれます。 ちなみに、モスクワにある川だからモスクワ川なのではなく、モスクワ川のほとりの都市だからモスクワなのです。川が先です。この川は2度合流して最終的にはヴォルガ川となりカスピ海に注ぎます。(『チャージマン研!』ファンの主人が反応しそうだ……。) そして、船はいよいよゴーリキイ公園に迫ります。ゴーリキイ公園には待ちに待ったオービター「ブラン」の姿が…… 姿が……ない! ブランの姿がない!! ショックにめげず、主人が怒涛の勢いでググりはじめました。そしてある記事を見つけました。ロシア語のオンラインニュースの記事曰く: 「ヴェーデンハーに移送中のブラン」……なんですとぉ?! ヴェーデンハーだと?!! トーダイ・モトクラシー。 という顛末で、ヴェーデンハーに何度も通うことになったわけです。結局、ブランに会えたのはロシアからアルメニアに飛ぶ直前だったのでした(→この記事)。 巨大な像が見えてきました(右写真)。ピョートル大帝記念碑(Памятник Петру I)です。 ![]() 「ボリショイ・カメンヌィ橋」船着場(Причал “Б. Кменный мост”; プリチャール・バリショーイ・カミェーンヌィ・モースト)に差し掛かるとボリショイ・カメンヌィ橋(大石橋)の向こうにクレムリン(Москвский Кремль; マスコーフスキー・クリェームリ)が見えてきました。 クレムリンは翌日に行くつもりだったのですが、せっかく近くまで来たので見に行くことにしました。ここの船着場で下船。 ![]() 橋からの眺め。橋の舗装のアスファルトっぽいのが暑さで溶けていました。これを知らずに踏んでしまい靴が路面に接着されかかりました。 次回は、クレムリン&赤の広場編です。ほんじゃ! (つづく)
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なまえ: ひろしまとしえ ![]() 三崎港にて ![]() としえ船長です 【好きな場所】 海! 【クリエイティブ系趣味】 お裁縫、電子工作、激辛料理、 デジタルヘタ絵、写真 【アウトドア系趣味】 星見、海外旅行、崖鑑賞 【スポーツ系趣味】 スキューバダイビング(過去形)、 テニス(大過去形)、 アイススケート(超大過去形) 【としえの訪問地】 国内: 全47都道府県 国外: 33ヶ国+7地域くらい 北限: Longyearbyen (北緯78°) 南限: Puerto Iguazú (南緯25°) 東限: 納沙布岬 (東経145°) 西限: Honolulu (西経157°)
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