![]() きょうは有給休暇の、ひろしまとしえです。こんばんは☆
受験シーズンですね。受験生って響き、若々しくていいですね♪ こういうときは自分も受験生になるに限ります! というわけで、府中運転免許試験場へやってきました。案内だか受付だかの窓口に立つと、警察官曰く「更新でしょ?」ですと。違うんだなこれが! としえ: 「いっ、いいえ。けん引二種を受験したいのですが……。」 警察官: 「……。けん引二種?!! これまた大きくきたなあ!! では、この紙に記入して手数料を納付してきてください。」 試験場の警察官はいつもフレンドリー。 というわけで、説明しよう。今回としえが受験を申し込んだ「けん引二種」は大型二種免許などと組み合わせて用い、トレーラーバスで旅客運送をする場合に必要となる運転免許であります。 そんなバス見たことないって? はい、わたしも未だ見たことありません! 緑ナンバーのトレーラーバスは、日本国内では武蔵五日市駅~つるつる温泉の区間で運行されている1台だけが現存すると言われています。マジか?! ちなみに、時折目にする緑ナンバーの連節バスは切り離せない構造であるため、けん引二種は不要で、大型二種だけで運転できます。 手数料を納付したら、次は適性試験(視力検査と深視力検査)。昨日の夜更かしがたたらなければいいのですが……。適性試験はあっさり合格! よかった。 ところで としえは、これまで運転免許はすべて指定教習所を利用してきたため技能試験は免除でした。ところが、けん引二種を扱う指定教習所はありません。 となると、残された道は、イ・ッ・パ・ツ・試・験!!! 3階に移動し、技能試験の予約。窓口に書類と免許証を提出し、データを登録してもらいます。「受験の手引き」という小冊子と、予約機の使い方などが記されたペラ紙を受け取りました。 登録が終われば横の予約機で技能試験を予約。まるで教習所の予約端末みたいです。試験までに試験車両使用料を納付しておくようにとのこと。さっそく1階で納付しました。おおお、1,550円でトレーラーを運転できるのか!!! というわけで、いただいたもの: 受験票には: 「けん引二種」の文字。あ~あ、マジで申し込んじゃった。しかし、紛れもなくわたしも受験生になりました♪ ちなみに、受験資格はちょっとハードルが上がります。以下の(a)、(b)のいずれかを満たす必要があります。 (a) けん引免許保有、かつ大型・中型・普通・大特のいずれかの免許を通算3年以上保有 (b) 他の二種免許を保有 わたしは(a)でも(b)でも条件を満たすので受験可です。 これまで取得してきた大型二種、けん引一種、大特一種の各免許は、純粋に転職目的でした。一方、今回のけん引二種に限っていえば、これは趣味です! ネタです!! 腕試しです!!! でも、決して記念受験に終わらないよう乗り物ヲタの威信にかけて気合い入れていきます。 さて、何回で取得できるのか、それとも挫折するのか。去年の夏以来トレーラーは全く運転していないのですが……。 (つづく) | ホーム |
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![]() しょぼ~ん、ひろしまとしえです。おはようございます……。
昨日は府中運転免許試験場にて、けん引二種の技能試験でございました。 としえはですね、昨年夏に教習所でけん引一種を取ったときは、意外と飲み込みよかったんですよ。バックは得意で、方向変換もすぐできるようになったんです。その慢心でしょう、きょうの結果の惨憺たるもの……。 今回は一発試験以外に選択肢がないわけです。そうなると、試験車を運転できるのは試験のときだけ。試験車は日野のレンジャーで、コースはAコース、5番めラストの乗車でした。(うわ、またラストだ!) 大きい車はシフトパターンいろいろですから、まず、シフトノブの刻印を確認するわけです。 あ……。一瞬で凍りつきました。「これ、あかんやつや……。うちの不得意なシフトパターンや。」上図のように、これまでの検定車はどれも2速が(図の)上だったんです。ところが今回の試験車は2速が下なんです。うわー、脳みそのマップが書き換わらない……。 駐車ブレーキは普通車のサイドブレーキみたいな形をしています。なのにこれパシューンと鳴るホイールパークなんです。しかし、うまく解除できません。ボタンが押せない……。ある拍子でなんとか解除に成功し、スタート地点まで慣らし運転。アクセル、エアブレーキ、クラッチ、ハンドルの操作感はとくに違和感ありません。やはり、問題はシフト操作。 変速の度、「4速どこだ?」みたいに思考が挟まって動作が遅れ気味。それに昨年末までの大型バス教習でフィンガーシフトの軽さに慣れてしまっていたので、こういう普通のシフトがスムーズに操作できません。コースは大体暗記していたのに、進路変更などが後手後手に回ってしまいます。 そして、方向変換にやってきました。右方向変換です。チャンスは4回。1回目、右後輪接輪寸前でストップ。あと少しきっかけハンドルを遅らせれば、あるいはもうちょっと右を開けていたらなんとかなったかもしれません。 やり直すも、こんどはヘッドとトレーラーが最初から折れています。修正舵を切るものの右の余地が少なく回復不能。さらにやり直して、こんどは思いっきり前に出ますが、やはり右余地が足りない。 最後のチャンス……だめだ折れが早い。折れを遅らせるための修正舵をかけますが、間に合いません。これ以上の切り返しをしてもアウト、これ以上バックしても脱輪でアウト、詰みです。後輪が流れることを祈ってバックしましたが敢え無く脱輪。 ゲームオーバー!!! スーパーマリオの死亡メロディーが脳内に流れます。発着点へ強制送還となりました。 試験官からのワンポイントアドバイス: 「不合格です。方向変換、右に寄せるのはいいのですが、あれは寄せすぎでした。寄せすぎると難しくなります。かといって、あまり離れても前がきつくなります。3階で次回の予約を取ってきてください。」 【反省】 今回は二種だ一種だ以前に全然走れていません。けん引一種だ大型二種だを持っていながらあの運転はありえません。初めての車やコースだとはいえ、そんなことに惑わされてはプロ失格。 Aコースでは方向変換の場所へ2度立て続けの右折で進入するのですが、減速シフトに失敗するうち場所を行きすぎそうになってやや強引な角度で進入しました。結果、最適な寄せ幅に誘導する心的、物理的余裕がなく、後退前に車体をまっすぐにするという基本すら欠いてしまいました。やり直しも雑でした。正しい状態に誘導できず、しかも失敗を繰り返すうちどんどん悪い方へハマってしまいました。 シフト操作と方向変換、次回の受験まで十分にイメージトレーニングしておきます。 (続く) | ホーム |
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![]() ひろしまとしえです。こんにちは……。
なんというか、こううまくできない醜態を逐一全世界に発信する恥さらしに辟易するきょうこの頃。こんな出だしで予想できることと思いますが、要するに……また落ちました!! けん引二種の技能試験、第2回戦も不合格でした。 場所は警視庁の府中運転免許試験場。今回もAコースでした。わたしは2番めの乗車。Aコースは右の方向変換です。このほか指示速度50km/h、微妙な左折進入のS字、障害物3箇所、踏切などがあります。府中のコースのすごいところは、車両通行帯があったり、信号に矢印があったり、点滅信号があったり。なので、レーンを選ぶことまで考えないといけませんし、指示速度もがっつりいかないといけません。 前の受験者の運転するトレーラーが発着点に戻り、運転を交替します。この試験車はダブルキャブじゃないので、次の受験者が同乗することはありません。運転席に乗り込んで、荷物を背後のベッドに置こうとすると……: 足だー!!! 一瞬ぎくっとしました。なんのホラーかと。見れば試験官のほかもう1名のポリースマンが横向きに座っているではありませんか。窮屈姿勢で同乗! それには私も同情! それでは運転どうじょ! ラップしている場合ではありません。制服の警察官が2人も乗っている試験車なんて緊張感半端ありません。 試験官: 「えー、大型二種でよろしいですね?」 (いいえ、ケフィ……) としえ: 「いいえ、けん引二種です!」 試験官: 「あっ、すみません。けん引二種ですね。」 いやいやいや、この車でいきなり鋭角とかできませんて! で、今回のトラクターは……UDコンドル!! UD自体が初見です。やばいです。El Condor Pasa... . 脳内にケーナのもの哀しい音が……。 【発進】 駐車ブレーキはよくあるホイールパーク。その横にガムテで封印されたもうひとつの謎レバー。それはさておき、このトラクターはワイドボディーなのです。また、前輪がボディーより内側に引っ込んでいてミラーや目視で見えないのであります。これは、狭路や方向変換をする上で ゆゆ式……ではなくて由々しきことであります。しかも、シフトパターンは私が苦手なタイプ。 【慣らし運転】 慣らし運転開始直後の一時停止。用心しながらそっとエアブレーキを踏むと、どっかーん!!! うわ、ブレーキめっちゃ効くやん! 【スタート】 そして採点スタート! 3速はちょい右上、3速はちょい右上……。念じながら2速発進&T字路右折。 試験官: 「方向指示出してください!」 やってもたー!! 昔、中型限定解除の卒検に落ちて腿まであったスーパーロングヘアをばっさり切る羽目になった主因も方向指示器ミス。 【指示速度】 直線入ってすぐに指示速度50km/h、5速まで入れて終盤に速度到達。で、カーブなので減速し、3速へ投入。3速はちょい右上……グギッ、ガガガガ! 入らんっ!!! 【方向変換】 続いて、方向変換(右)。前回通過できず、最後に脱輪でアウトとなった忌まわしき課題。 1回目。右側80cmくらいに寄せ、頭を前方のT字路のセンターライン付近まで出し、バック開始。きっかけハンドル浅めで後退、右後輪は縁石から60cmくらいを通過。折れが足りないので、もうちょい折る。だめだ、トレーラー左後輪がクリアできない。やりなおします。 2回目、頭を前方のT字路のセンターを1mほど越えたところまで出して後退開始、120度くらいに折りました。やはり左後ろが厳しいです。しかし、トレーラーの後輪位置がかなり後ろにあることを考慮するとギリギリいけそうです。右いっぱいに切ってヘッドを起こします。起きが早いのでハンドルを戻して微調。まっすぐにはなったものの、左にはたぶん10cmくらいしかスペースがありません。ちょっと斜めっていてこれ以上は後退することもできません。これ、やりなおさないと脱出できないのではないか? しかし、ギリいけそうなので、宣言。 としえ: 「入りました!」 試験官: 「ちょっと待ってて。確認します。」 (試験官、車を降りて状態を目視確認。接輪・脱輪でもしてたのかな……。) 試験官: 「はい、では(方向変換を出て)右に出てください。」 前方、スペースありません! トレーラーで左に寄りすぎた場合、右に振ってから出せば通過できるのですが、それも前にスペースがあればの話。脳内シミュレーションによれば、右にわずかに振ってから、右前輪をギリギリ縁石に沿わせれば、左後輪が縁石5~10cmを通過するはずです。ところがワイドボディーなので右前輪は見えません! やるしかないので、ギリギリを攻めます。トレーラー曰く: 「ガタンっ!!!」 脱輪かと思い、思わず急ブレーキを踏んでしまいました。振り返ると、後輪は縁石から10cmくらいのところにあります。(運転ムラで)トレーラーが引っ張られたときのショックだったようです。 【狭路(S字)】 ここのS字の入口は、クランクへ右折進入した直後にS字に左折進入するという、いじめとしか思えない形状。S字はカーブの外側に前輪を沿わせるのですが、進入時はカーブ内側ギリを狙い、左後輪がクリアできることを確認してから速やかに外側に誘導しました。そこはよかったんです。 問題は出口! ここを左折で出るのですが、ハンドルを早まりました。見ればトレーラー左後輪が接輪しているかも状態。容易ではないのですが後退で解消。なんとか脱出しました。直後、また左折。 試験官: 「方向指示器出してください。」 ナムサーン!! 【踏切】 停止後、変速禁止、変速禁止と念じながら通過。直後の交差点を右折中にシフトアップしようとしてギクシャク。 【おわり】 路端に寄せて、青いポールに合わせて停止。駐車措置をして、降車。完走はしたものの、これはダメだと確信しました。 【発表】 試験官: 「まず最初に結果ですが、不合格です。」 【コメント】 ・車に慣れましょう。 ・方向変換で右後ろばかりを見ていました。ちゃんと安全確認するように。ヘッドを起こすときは左後ろも危険です。 ・方向指示器のミス。緊張していてのことと思いますが、基本は大事です。 もう本当におっしゃる通りです。とにかく運転のギクシャクが激しく、情けないほどでした。そして、それに気を取られてのミス連発。車に慣れること、本当に大事だと思います。 今回、完走だけはさせていただけました。ありがとうございます。次回予定、来週! 38番窓口横の予約機で予約を入れます。すぐに窓口に呼び出されます。 38番窓口の警察官: 「(方向変換のポケットに)入ったあ?」 としえ: 「入りはしましたが、ほかがギクシャクしていて……。」 38番窓口の警察官: 「あと少しだな!」 次回は午前の部なので、料金も支払いました。さらば4,500円!! (つづく) | ホーム |
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![]() ひろしまとしえです、こんばんは☆
まずは、落ちまくっていたけん引二種の技能試験@府中運転免許試験場の要約。 第3回戦: 2月17日(水)午前、Aコース。乗車1番め。方向変換1回で成功するも、S字で被けん引車左後輪脱輪。このほか、交差点での確認漏れや発進ショックでアウト。途中退場。 第4回戦: 2月19日(金)午後、Aコース。乗車1番め。方向変換4回めで被けん引車左後輪が脱輪でアウト。途中退場。試験官より、方向変換のいずれも折るのが早すぎとのコメント。あと、指示速度50km/h後の減速が急ブレーキだったと。 第4回戦の失態は論外として、第3回戦のS字でのミスを分析。府中のS字は大体上図のようなイメージ(適当に描いたのでS字が歪んでますが実際はちゃんとした形状です)。太めの道路から右折でクランクへ入ると思いきや、すぐ左折でS字に進入するというトリッキーな形状。 第3回戦では、上図7番のカーブに被けん引車の左後輪を引っかけてしまいました。変曲点通過後、早々に車体を伸ばしてしまったのが敗因と分析しました。そこで、わたしなりに注意点を整理しました。あくまでもわたしの主観なので、無保証です。 まず進入時、斜めにショートカットしたくなりますが、そうすると上図1番の角に引っ掛かります。なので、基本に忠実にくねくねと入ります。 進入後いきなり4番のカーブに沿わせようとすると3番の角に被けん引車左後輪を引っかけますから、まずは2番を狙って進入し、後輪が3番をクリアするのを確認の上、4番へ誘導します。 アンダーミラーで左前輪付近、右サイドミラーで被けん引車右後輪を確認しながら最初のカーブを通過。変曲点を過ぎてもそのまま右旋回しながら6番の方までぐっと食い込みます。 こんどはトラクター右前輪をカーブ外側にぎりぎり沿わせて進みます。このとき思い切りオーバーハングさせますので、前輪位置を常に意識します。 最後にS字を左に出るのですが、ここで気を緩めると8番に被けん引車の左後輪を引っかけます(←第2回戦ではここが危うくなり切り返した)。 というわけで、第5回戦! 2月26日(金)午前、Aコース。日野レンジャー、乗車1番め。 指示速度50km/h: 4速~5速とべた踏みで加速。すぐにカーブが迫るので、ショックの出ないようブレーキをかけ減速。二種なので急制動には厳しい。 右方向変換1回目: 前のT字路に頭を出し、センターラインから70~80cm下がった感じがするあたりできっかけハンドル半回転。被けん引車右後輪が縁石から80cmほどを浅い角度で通過。このままでは左後輪が脱輪するのでやり直す。 右方向変換2回目: 前のT字路に頭を出して停車。5度くらい斜めになってしまった(右後ろが開く感じ)が、何とかなりそうなのでGo! センターラインからちょい下がったあたりできっかけハンドル半回転。被けん引車右後輪がいい感じのところを通ったので、135度くらいの折れで押し込んでいく。よき辺りで右いっぱい切って伸ばす。伸びが早すぎるのでハンドルを戻したり切ったりで微調整。まっすぐになったが、脱出のため前方に余地が欲しいので、直線バック。いい塩梅で「入りました!」と宣言。 黄点滅の交差点: 前々回、安全確認を怠ったことを指摘された箇所。今回はしっかり確認。 狭路(S字): 上の分析結果を踏まえ、見るべきところを押さえつつ走行。通過できた!! 踏切: ちょうど警報機が鳴っていた。ホイールパークをかけ、警報が止まったのを目と耳で確認して坂道発進の要領で発進。車体が抜けきるまで変速しないようぐっと堪える。 赤点滅の交差点: 踏切を出て右折ししばらく行くと赤点滅。一時停止。 発着点: しっかり寄せてポールに合わせて停止。駐車措置をして下車。よっしゃ、完走! 結果発表: 試験官曰く、「ギリっギリですよ。ほんとギリギリですけど、合格予定です。課題を終えると気が緩むようですね。左折のときにちょっと右に振れました。路上だと事故になりますよ。気を付けてください。今回は練習の跡が見られました。」 合格予定キタ ━━━(゜∀゜)━━━!!! 最後の言葉がうれしかったです。 試験官から合格予定者票なる色紙を渡される ⇒ 38番窓口に色紙を提出し初回の免許申請書を目視確認 ⇒ 4桁の暗証番号を2個決めてバーコード印刷 ⇒ 技能試験室で待機 ⇒ 試験官同伴で免許証交付料納付 ⇒ 技能試験室で待機 ⇒ これまでの免許申請書が束になったクリアファイルを持って写真撮影 ⇒ 待つ ⇒ 13:00免許交付!!! 今回のけん引試験は数名が受けていたのですが、合格者はわたし1人だけみたい……。 というわけで、けん引第二種免許取得! これによりまして、昨日よりわたくし、トレーラーバスで旅客運送ができることになってしまいました。国内には該当する車両が1両だけしかないとされています。 右下に「け引二」のビットが立ちました。 お祝いに主人がケーキを買ってきてくれました♪ ろうそくの文字、312じゃないですよ。「引2」なんですよ!! (しかし、よく思いついたな……。) そうそう、主人の受けていたレーダー級海上特殊無線技士の無線従事者国家試験、こちらも合格通知が届きました! 祝・ダブル合格!! 以上。 | ホーム |
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![]() ひろしまとしえです。おはようございます。
府中運転免許試験場で一発試験を5回受け(よって5発試験)、「けん引第二種免許」をようやく手に入れましたが、今回わかったことはこの一連の流れの端緒となった2年前同様、「スランプに陥ったら髪を切ると合格する」ということであります。 で、けん引第二種免許というのは何なのかというと、重被けん引車でお客さんを運ぶのに使えます。上の絵みたいなトレーラーバスです。しかし、今日日このような車両はめったにお目にかかれず、しかもわざわざ二種免が必要なのは緑ナンバーのついた車両ですから、その有用性はいわずもがな。レアアイテム「け引二」はけん引免許のスゴイ・ヴァージョン、乃至は The ヲタ免種 に成り下がってしまいました。 なお、上の絵、必要な大型免許は一種なのか二種なのか、トラクターにお客さんを乗せるのか否かなど、ややこしそうなのでそこは突っ込まないでくださいな。 でも、これ全く使えないわけではありません。国内に1両だけ該当車両があると言われています。 というわけで、土曜の夕方、武蔵五日市駅にやってまいりました。西東京バスの3番乗り場へ。 おお、なんかおもろいの走ってきた!! SLみたいなバス。これが噂のトレーラーバス「青春号」です。車輪がいっぱいあるように見えますが一部はフェイクで、本物の車軸はトラクター側2軸、トレーラー側1軸です。 運転席の前にボイラーのような飾りがあるため、ミラー配置が立体的になっています。両サイドミラーは後ろ寄り、両サイドアンダーミラーと両アンダーミラーは前方下寄りに配されています。役割分担がわかりやすいですね。 客室にはなんと、車掌さんがいらっしゃいます! 二種免の学科で車掌のいるバスの運転法がいろいろ出てくるのですが、ここでお目にかかれるとは。確かに、トレーラー側にも乗務員がいないと運賃の収受や安全なドア扱いに困ります。 内装はレトロ調。天窓で開放感があります。 路線バスですので、途中にもバス停があります。山道を器用にくねくねと登って行きます。発車時には、列車の客車に乗っているようなガチャンとした引っ張られる感がありますが、運転が上手すぎて全くショックを感じません。それでいて速度のメリハリもあります。ここまで丁寧で手際のよい運転は体験したことがありませんでした。勉強のため試験前に乗っておくべきだったのかもしれません。 そして、終点「つるつる温泉」に到着。 前(トラクター)と後ろ(トレーラー)でナンバーが違います。連節バスとは違って、それぞれ別の車両であることがわかります。後部に赤い三角形の反射板があるのは普通のトレーラーと同様ですね。 第5輪(連結部)付近です。トラクター後部に灯火もナンバーもあります。頭だけでも走れるということです。 同じ車両で帰ります。手にしているのはまさにこの車両のトミカです! 運賃後払いで、ICカード対応です。現金の場合には乗車時に整理券を取ります。 左上写真は連結部のケーブル類です。 右上写真は、トレーラー前方左上に付いていたカメラのようなもの。トレーラー前方右上にはありません。トレーラーには左後ろにとても大きな死角があります(それゆえに左バックは大変難しい)。この死角を補うカメラではないかと推測します。トレーラー後部の上方にもカメラらしきものが付いていました。 以上です。朝だー! | ホーム |
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![]() ひろしまとしえです。こんばんは☆
府中運転免許試験場での一発試験について補足です。 完走の場合も途中でアウトの場合も、発着点に戻ると駐車措置をして車を降ります。そして、外から助手席側に回って試験官から結果発表とワンポイントアドバイスをいただきます。右図のような感じです。 けん引二種のこの5回の技能試験でも、 ・右に寄せすぎでした ・左を確認していませんでした ・折るのが早すぎです ・発進ショックがあります ・後ろは荷物ではありません、お客さんです ・急ブレーキでした ・交差点の安全確認を怠りました ・車に慣れましょう ・二種は合格基準が高いので脱輪するとかなり厳しいです ・左折時に右に振れました といった指摘を受けました。 このアドバイスは非常に重要です。少なくとも、指摘された過ちは二度と繰り返さないようすることが肝要と思います。 教習所と試験場で難易度の差があるだのどうだの言う向きもあるようですが、(府中でのけん引試験に関しては)別にこれといった差はないんじゃないかと感じました。教習所で合格する運転をすれば試験場でも受かる気がしますし、その逆も真だと感じました。 両者の違いは、しっかり練習できるか否か。あと、コースや車に慣れられるかどうか。けん引一種のとき教習所で学んだことは直接的に役立ちました。ただ、ブランクがあくとみるみる感覚が鈍ります。わたしもこの半年でかなり鈍っていました。一種とったら直ちに二種を受けるべきでした……。 試験後などに、他の受験者と反省会をすることもあるかもしれません。ただ、惑わされないことです。中には素人目にも「マジか?!」と思うようなやり方をしている方もいらっしゃいました。 結論: 教習所はとても練習になる。 以上! | ホーム |
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著者紹介 Profile
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なまえ: ひろしまとしえ ![]() 三崎港にて ![]() としえ船長です 【好きな場所】 海! 【クリエイティブ系趣味】 お裁縫、電子工作、激辛料理、 デジタルヘタ絵、写真 【アウトドア系趣味】 星見、海外旅行、崖鑑賞 【スポーツ系趣味】 スキューバダイビング(過去形)、 テニス(大過去形)、 アイススケート(超大過去形) 【としえの訪問地】 国内: 全47都道府県 国外: 33ヶ国+7地域くらい 北限: Longyearbyen (北緯78°) 南限: Puerto Iguazú (南緯25°) 東限: 納沙布岬 (東経145°) 西限: Honolulu (西経157°)
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