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としえのへたえ - TOSHiÉtti GRAFFitti
船の豆知識
ひろしまとしえです。こんばんは☆

夜に航行したことはないのですが、航海灯のこと。

日本の道路交通法では左方車優先というルールがありますが、お船の世界では世界共通で右からの船が優先となります。

動力船同士が横切りの関係にある場合、右舷側に他船を見る場合には、自船は他船を避けなければなりません(自船は「避航船」となります)。

逆に、他船を左舷側に見る場合には自船が「保持船」となり、進路と速力を維持しなければなりません。

舷灯

ところで、船の左舷灯は紅色右舷灯は緑色です(航空機も同じですね)。

横切り関係の他船を左舷側に見ると、その右舷灯(緑)がこちらを向きます。青信号で「進め」なのです(道路では「進んでもよい」です)。これを見たら、進路、速力を維持です。相手が気づいていない場合など、ヤバい場合には汽笛の警告信号(急速に短音5回以上)を吹鳴します。

一方、横切り関係の他船を右舷側に見ると左舷灯(紅)が見えます。赤信号は「注意」です(道路では「止まれ」です)。これを見たら、他船を避けなければいけません。(尤も、上図では右から来る船は帆船ですので、そもそも動力船よりも優先権があります。)

つまり、舷灯が他船に対する信号機のような役割をしています。


暗黙のルールらしいのですが、橋の名前が書いてある下辺りが水深が深くて航行に適した場所らしいぞ! ただ、常に正しいかはわからないので要確認。下の写真はイメージ図です(文字の下が本当に深いかは不明)。

平和橋
平和橋と東京スカイツリー

河川を航行する場合には、水深と橋の高さに注意する必要があります。干潮時にしか通過できない橋もあります。一方、干潮時には水深が浅くなるので座礁リスクが高まります。

上の写真の「桁下高AP+4.0m」とありますが、荒川工事基準面からの高さを表します。干満によってクリアランスは変化しますので、その分を斟酌して通航します。しかし、この表示、+40mに見えて仕方がありませんが……、んなわけない!

水深

ソナーサウンダ(魚群探知機)や潮汐を確認しながらタイミングを計って通航しないと、帰れなくなるぞ!

荒川ロックゲート
荒川ロックゲート

水位といえばロックゲート前回、小名木川を通ったときは荒川ロックゲートが工事中で通航止でした。今回は荒川ロックゲートは通れましたので、扇橋閘門~荒川ロックゲートという隅田川から荒川へのショートカットルートをとることができました。

低水位 低水位
注水前

荒川ロックゲートではチェーンにつかまって船の動揺を防止するのですが、注水前には手を上に伸ばしてようやくつかめました。

高水位 高水位
注水後

それが、注水が進むとどんどん船と水位が上昇し、チェーンをつかんでいた手はこんなに下になりました。


旧綾瀬川
旧綾瀬川

堀切付近で荒川と隅田川を結ぶ旧綾瀬川です。上空を首都高6号向島線が通ります。なんか都会的です。

セーラー服

船長なのにこんな格好。

以上!

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[2017/04/16 23:55] | 東京~千葉港2017春 | Trackbacks(0) | Comments(2)
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東京お花見~千葉港クルーズ(動画)
ひろしまとしえです。こんばんは☆

金曜日はお休みを取って、お船(24ft船外機船)を借りてクルージング。都内の河川~千葉港葛南区をめぐりました。結局、としえがキャプテン(船長)をやりました。操船は主人と交替で行いました。

上平井水門
上平井水門

都内の水門や閘門をいっぱい通ってきました。東京の水運はかつてほどではないかもしれませんが相当に発達しています。船で結構あちらこちらに行けます。もったいないことに現在はそれがほとんど活用されていません。

大横川
大横川

桜のトンネルで有名な大横川にも行きました。寒い日が続いたせいか満開とまではいきませんでしたが、お花見もできました。

詳細は後日に記しますが、今回は動画にまとめてYoutubeにアップしました。

東京湾にて

というわけで、Check it out!


概要は以下のとおりです。

00:00~ 新中川~中川
00:40~ 上平井水門
01:52~ 中川水門
02:26~ 荒川
03:03~ 隅田川・東京スカイツリー
03:30~ 大島川水門
03:51~ 大横川
05:15~ 小名木川水門
06:00~ 扇橋閘門
08:00~ 荒川ロックゲート
12:20~ 荒川
12:34~ 東京湾
13:32~ 船橋水路
14:21~ 千葉港葛南区(船橋東ふ頭)
15:15~ SHIRASE 5002


以上、寝る、おやすみなさい☆彡

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[2017/04/03 00:45] | 東京~千葉港2017春 | Trackbacks(0) | Comments(2)
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お船のいろいろな信号など
ひろしまとしえです。

唐突ですがお船のいろいろな信号!

国際信号旗

まずは、旗旒きりゅう信号国際信号旗というカラフルな旗を掲げて信号を送ります。小型船舶ではダイビングするときにA旗を掲げるくらいでほとんど使用することはないのですが、港では大きな船が掲げているのを時折目にします。

2代・R・S

上は、阪神港神戸区でコンテナ船「なとり」が掲げていた国際信号旗です。上から、第2代表旗、R旗、S旗です。阪神港や京浜港など大きな港では、大型船は進路を国際信号旗で表示することになっています。神戸市の入港マニュアル(外部サイトへのリンクです)によると、「第3区の六甲アイランド南側の係留施設に向かって航行する」場合に、「2代、R、S」を掲げることとなっています(情報が古くなっているといけませんので、最新の情報をご確認ください)

Z旗

上の写真、左の4色の旗はZ旗。横須賀の「三笠」に掲げられていました。Z旗というのは「当船は投網中である」あるいは「引き船(タグボート)を求む」を意味するのですが、この場合はそういう意味ではありませんね。

ひし形形象物

なお、引き船などでえい航を行う場合には、ひし形形象物を掲げることになっています。上の写真は警戒船なのですが、何かをえい航しているのでしょう……。

USJの方へ向かっていますと、かっこいいお船と行き会いました。

サンタマリア

帆船型観光船「サンタマリア」です。国際信号旗がずらっと並んでいます。では、解読してみましょう♪

WELCOME TO PORT...

WELCOME TO PORT...、読める! 読めるぞ!!

... PORT OF OKASA...

... PORT OF OSAKA...

... SANTA MARIA

...(巻きついてて読めない)...TA MARIA。SANTA MARIAか! 旗はくしゃくしゃになったり風がなかったりすると読むのがつらいですね。

「三笠」の海図室

ちなみに上の写真は、「三笠」の海図室。国際信号旗が棚に格納されています。

以上!

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[2016/06/20 00:03] | 大阪~神戸2016春 | Trackbacks(0) | Comments(3)
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大阪湾クルージング(前編)
お腹が痛いの治りました! ひろしまとしえです。ご心配をおかけいたしました。

治ったとなれば、遊ぶ。そして、いまは日焼けで腕がグラデーションになりました。手の甲が真っ黒です。

日焼けグラデーション

4月30日、大阪のレンタルボート店に電話。直前だったのに、非常に運よく5月2日の予約ができました。というわけで、5月1日に東京を車で出発、大阪へGo!

借りたボート

今回は大阪湾レンタルボート(O.R.B marine club)さまにお世話になります。お船は定員8名の23フィート(おそらくヤマハSR-23)、機関はスズキの4ストローク船外機で出力250馬力!!! GPSプロッタ搭載です。このお船、なんと40ノット(約74km/h)も出るそうです。

今回も主人と交替で航行しますが、まずは、としえの操船で離岸し出航。堀の中は4ノット以下で徐航との指示がありましたので、ゆっくりスタート。広いところに出れば、状況に応じて加速していきます。

主人

好天に恵まれましたが、日差しがどぎついです。

としえ

関空や淡路島にも行けるそうですが、今回は大阪~神戸を往復することにします。

前半の経路: 出航⇒大正内港⇒千歳橋⇒なみはや大橋⇒港大橋⇒内港航路⇒東神戸航路⇒東神戸大橋⇒六甲アイランド大橋⇒六甲大橋⇒摩耶ふ頭⇒ポートアイランド一周(時計回り)⇒(後編へ続く)


ゴールデンウィークの陸の混雑を横目に、大阪湾は超ガラガラです! しかも、海はベタ凪です。

スロットルを開けて回転を上げていくとぐんぐん加速します。しかし、30ノットあたりでバッタンバッタンしてしまいました。トリム調整がまずかったかな。 ^^;

航跡

航跡がちょっと黄色いです。気にしないことにします。

東神戸大橋
東神戸大橋

東神戸大橋です。お船の窓枠に、上の動画を撮影したソニーのビデオカメラが載っています。

わたしたち

爽快、爽快!

なおしま
海上自衛隊 掃海艇 MSC-684なおしま

掃海、掃海!

さんふらわあ ぱーる
さんふらわあ ぱーる (神戸⇔大分)

フェリー乗りてー!

神戸空港

神戸空港の管制塔です。神戸空港はポートアイランドの向こうにあります。

神戸港

海の港と空の港がすぐ近く。

神戸大橋

真っ赤な神戸大橋

神戸ポートタワー

赤い糸巻き状のタワーが神戸ポートタワー

せっつ
海上保安庁 ヘリコプター1機搭載型巡視船 PLH07せっつ

海上保安庁の「せっつ」です。

PLH07-M2

「せっつ」の搭載艇PLH07-M2です。ウォータージェット推進だ!

神戸港

さすがは神戸港。立派な港です。

なとり
井本商運 540TEU型内航コンテナ船 なとり

昨年12月に竣工したばかりのコンテナ船「なとり」。球状船首が非常に特徴的です。

なとり
「なとり」を後ろから見る

後ろから見ると、こんな感じでした。

としえの操舵

後編につづきます。

日焼けの経緯

そうそう、冒頭のグラデーション日焼けの経緯。当初、腕まくりをせずに航行して手の甲が日焼け。のち、腕まくりをして腕が日焼け。指先はハンドルを握っていたため少しだけ日焼け。

(つづく)

テーマ:近畿地方情報♪(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山) | ジャンル:地域情報

[2016/05/07 03:32] | 大阪~神戸2016春 | Trackbacks(0) | Comments(2)
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運河めぐり~羽田クルージング(羽田編)
ひろしまとしえです。こんばんは☆

日曜の未明、麦茶をプラスティックコップに入れて2階に上がったらこけました。廊下が水浸しになりました。

こけた

わたしの悲鳴に、主人が「ほげっ!」と反応していました。


1月17日の船遊びの続き。先日の記事で扇橋閘門に行ったと書きましたが、その前に東京スカイツリーの横を通過していました。

東京スカイツリー

ロックゲートを楽しんだあと、隅田川を下り東京湾へ向かいました。

レインボーブリッジ

レインボーブリッジが迫ってきました。

レインボーブリッジ

そして、レインボーブリッジをくぐりました。羽田沖へ向かいます。

D滑走路の進入灯

東京国際空港D滑走路の進入灯です。

飛行機

飛行機が次々と離陸していきます。

飛行機

よく見るとギアアップ中でした!

飛行機

なんか段差がエ□い。

ゲートブリッジ

飛行機を堪能したところで戻ります。目指すはゲートブリッジ。小型船は航路外を航行することが推奨なのですが、ゲートブリッジをくぐるためには東京東航路を航行せざるを得ません。

航路標識(橋梁標識)

ゲートブリッジ
上の写真はゲートブリッジの航路標識(橋梁標識)。左から、左側端標中央標右側端標。水源に向かう場合、中央標と右側端標の間を航行します。船は右側通航です。

右の写真はゲートブリッジ直下!

(つづく)


日曜日、横浜のマリン用品ショップへお出かけ。

海図

海図だよーん!

ホーン

空気を詰めてならすホーンだよー! これ超うるさい!! 脇に抱えているのは空気ポンプです。

以上!

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[2016/02/01 00:37] | 運河・閘門・羽田2016冬 | Trackbacks(0) | Comments(4)
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運河めぐり~羽田クルージング(河川通航標識編)
ひろしまとしえです。こんばんは☆ 週の半ばの軽い記事。こないだのお船遊び。

水門の河川通航標識

水門です! 水門の右に掲げられている四角い標識河川通航標識です。

上から、「汽笛」、「追越し禁止」、「行会い・追越し禁止」、「回転禁止」です。こんなん一気に表示されるとめっちゃ緊張します。あと、自動車の警音器とは異なり、船舶は汽笛で信号を送ります。例えば、右転は短音1回、左転は短音2回など。水門進入時は長音1回を鳴らすよう努めること。

水門通過中

水門は狭いので怖いです。まさしく水門通過時に別の船舶の汽笛信号が聞こえて「マジか?!」と焦りましたが、本船には無関係でした。

上空制限

上の標識は「上空制限」。A.P.というのは荒川工事基準面(Arakawa Peil)です。地上の道路とは違って水位が変化しますので、橋梁などをくぐるときは本当に気を付けないと屋根をぶつけます。低い橋が多いですから。

上の電光表示板に「!」が表示されています。これは「注意」という通航標識です。

船の世界なので、「徐行」や「通行止」ではなく「徐航」や「通航止」などと表記することが多いようです。とはいえ、「徐行」などと書かれていることも結構あります。

船舶等通航禁止

「船舶等通航禁止」の標識です。荒川では自然保全のため岸の近くに通航禁止の水域が設定されていることがありますので要注意。この水域を避けて正しい場所を通航します。

この先隅田水門

こういう案内もあります。小さいんですよ~。ここまで近づけばさすがにわかりますけど、はるか遠くにこういう案内を見つけると「何だアレ? 何て? 」となります。双眼鏡持ってきていてよかった。

寝るわ。おやすみっ☆彡

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[2016/01/28 00:56] | 運河・閘門・羽田2016冬 | Trackbacks(0) | Comments(4)
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運河めぐり~羽田クルージング(ロックゲート通航編)
勢いで船を借りたひろしまとしえです。こんばんは☆

借りたボート

日曜日、葛飾区奥戸のスパイラルマリーンさんの22ftのボートを9:00~16:00の7時間お借りしました。朝のお天気は晴れ、気温も暖かく感じました。

としえ船長

今回は私、としえが船長を務めます。

今回の経路

今回のメインイベントはロックゲートの通航。ロックゲート(閘門)というのは、高低差のある水面を通航するためにゲートを2つ設け、まず入口側のゲートだけを開けて船舶を間に導き、ゲートを両方閉鎖した後、水位が出口側と合うよう調整、出口のゲートを開けて船を出す仕掛けです。要するに、パナマ運河のアレです。

隅田川~[扇橋閘門]~小名木川~旧中川~[荒川ロックゲート]~荒川という経路で、隅田川と荒川がショートカットされています。

「航路」 上平井橋

しかし、今は残念ながら荒川ロックゲートは工事中で閉まっています。ショートカットできませんが、何としてもロックゲートというものを通航してみたいので、上流側から隅田川へ大回りしました。

まず、新中川を上って、中川をくねくね進み、荒川放水路をさらに上ります。堀切あたりから隅田川へ抜け、小名木川に入って扇橋閘門だけを楽しむこととしました。

新中川~荒川あたりは初めて航行しますので、緊張します。浅瀬に座礁したり、橋梁の高さに引っ掛かったりするのは嫌なので、標識や表示に目を凝らしながら進みました。

主人操船

主人と操船を交替しながら休まず進み続けました。

水門

隅田川から小名木川へ水門をくぐります。水門を通るときは緊張します。行き会い船来たらどうしよう……。

ゲート閉鎖中

そしてついに扇橋閘門まで来ました。船長(わたし)はですね、この「閉鎖中」の表示を見て、てっきり運休と思って引き返しかけてしまったのですよ。

違うんです、これ単に(水位調整中などのため)ゲートが閉まっている状態を指しているだけで運転していたのです。もしやと思ってもう一度ゲートの赤信号前に停止して待ってみました。

するとどうでしょう。スピーカーから水位調整中のため待つよう指示が出ました!! すごい、わたしたちだけのために閘門が動くんです!

ゲート運転中

しばらくすると、表示が「運転中」に変わり、ゲートが上昇を始めました。

ゲート開放中

ゲートが完全に開くと、表示が「開放中」に変わり、青信号が現示されました。中へと徐航します。

両ゲートが閉まると、水位が下がってきます。とくに揺れるわけでもないので、壁の目盛りを見ていないと水位が変わったことに気づかないかもしれませんが、高低差はかなりのものです。

高水位 低水位

水位のbefore→after。こんなに違います!

160117_200clover.jpg

ロックゲートを抜けると、小名木川クローバー橋があります。対角に交差した面白い橋です。

(つづく)

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[2016/01/18 00:30] | 運河・閘門・羽田2016冬 | Trackbacks(0) | Comments(2)
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三崎~江の島クルージング
冷たい潮風に風邪をひいてしまった、ひろしまとしえです。こんばんは☆

前週に横須賀に行ったりしたものですから、いてもたってもいられなくなって2月21日(土)に三崎のレンタルボートを5時間予約したのでした。前回が昨年の大型連休でしたから、船を操縦するのは9か月ぶりです。

ルート

船を借りる際、航行区域を確認。「一級ならどこまでも行けばいい。伊豆大島に行っても構わない」とな! 横須賀か江の島かどちらかに行きたいと考えていたのですが、江の島の方が一直線でシンプルなので、今回のクルーズは三崎⇔江の島の往復に決めました。

久々の操船

午前9時出航。前回はわたしが船長でしたので、今回は主人が船長を務めます。

としえの操縦

もちろん、操縦は交替で。

湘南を望む

彼方に湘南の街並みが見えます。湘南ベルブリッジは平塚寄りの茅ヶ崎にあります。やや蜃気楼になっています。

航跡

機関は90馬力の船外機です。燃料消費が不安でしたので、ちょっと遅めの3500rpmほどで巡航。速力12ノット前後。

江の島

三崎から江の島まで直線距離でおよそ11海里(約20km)。江の島の姿が次第に大きくなってきます。

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動画です。テキトー編集です。

江の島 サウンダ

島が近づいてきたので、水深を見るためエコーサウンダー(魚群探知機)をONにします。

埴輪スタイル ブイ

今回は埴輪スタイルにしましたので、風が吹いても大丈夫♪ 右上はブイです。定置網などの漁具があるので、要注意です。定置網に突っ込もうものなら、ン千万円の損害賠償です。

巡視艇
海上保安庁 巡視艇 はかぜ (CL-37)

はかぜだにゃん!

江の島

江の島南側の海食崖です。これが見たかったんですよ!!! この崖を一望するには海からアプローチかけるしかないですから!

江の島

いいですね~。やっぱ崖ですよ、崖!!!

としえ: 「江の島一周しよう!」

などと恥さらしな発言。江の島は陸繋島ですから、それは無理です。

カモメ トローリング

途中、カモメと戯れます。トローリングもしました。数ノットまで減速してヒコーキを引っ張ります。結果、何も釣れませんでした……。

船団

船団。あのあたりにお魚がいるのかもしれません。

三崎まで戻ってきたのですが時間があるので、城ヶ島へ針路をとります。

三崎港

三崎港に入港。

城ヶ島大橋

城ヶ島大橋をくぐり、そのまま出港。

左げん標識 右げん標識

左上は左げん標識、右上は右げん標識です。水源側に向かったとき、赤の右げん標識を右、緑の左げん標識を左に見ます。Red, Right, Returning (赤を右手に見て帰港みたいな意味)と覚えます。

城ヶ島

城ヶ島の海食崖です。ここにはウミウがいっぱい。

ウミウ

こんな感じにウミウがいっぱい。

安房崎灯台

ロウソクのような安房崎灯台。これを目印にして出発地に戻りました。トータルで約37海里(約70km)の行程でした。

以上! 風邪きつい……。

テーマ:アウトドア | ジャンル:趣味・実用

[2015/02/23 23:35] | 三崎~江の島2015春 | Trackbacks(0) | Comments(0)
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三崎港~城ヶ島沖でトローリング?
いまだ船酔いが治らない、ひろしまとしえです。おはようさん!

5月3日(憲法記念日)は、三崎港へ行きました。そりゃもちろん、に乗るためです。

今回は三浦市のニューフィッシャーマリンさまにお世話になりました。

まだ元気だったころ
事務所に上がって周辺海域の説明、お天気、潮汐のことなどを伺ったあと、これまでの釣りの成果やアフリカのお話などで盛り上がりました。こちらのご主人はケニアのモンバサに長期いらしたご経験があるとのこと。わたしも偶然モンバサへは行ったことがあったので、その辺のお話でもだいぶ盛り上がりました。

こちらでボートをお借りするのは初めてですので、まずは離着岸や港への出入りの仕方、危険な場所などのレクチャーをいただきました。船は、ヤマハの23ft。機関はガソリン(4スト)の船外機で90馬力です。

右上の写真、大きなリールの付いたロッドを持っていますが、今回はトローリングについても教えていただきます。

としえ練習中 魚群探知機

ボートにはサウンダ(魚群探知機)GPSプロッタが付いています! 魚探を使うのは初めてだったのですが、海底の形や魚群が想像以上にはっきりとわかります。GPSプロッタは、要するにカーナビの船舶版。海図上に自船の位置や航跡がプロットされます。緯度・経度、対地速度、針路、そして潮汐までもが表示されます。単位はもちろん、速度はノット、距離はノーティカルマイル(海里)です。

なにこのムリゲー

三崎といえば漁業。漁船や漁具への気遣いが大事になってきます。あちらこちらにブイが浮かび漁具が仕掛けられています。波の間に間に見え隠れするブイを早期発見することが大切です。なんといっても今回の恐怖は定置網と暗岩。定置網に突っ込めばン千万円の損害賠償、暗岩を見落とせば座礁…。怖ぇ…。

定置網を避けつつ小網代湾に入ってシーボニアマリーナを眺めたあと、続いてトローリングを教えていただくために城ヶ島沖まで航行しました。

ヒコーキ

上の写真、オレンジ色の飛行機状のものがヒコーキと呼ばれるアイテム。これが海面上をぴょんぴょん跳ねます。

主人に操船をお願いしている間に、右舷側から1本目のラインを流します。手元を見すぎて軽く酔いました。んで、やばくなるまえに操船を交替。こんどは主人がトローリングのレクチャーを受け、左舷側から2本目のラインを流します。カモメを追い掛けるように操船しました。

トローリング中

釣果: ゴミしか釣れませんでしたwww 時期がまだ早すぎるそうです。この辺りは夏が良いそうです。

ライン同士を絡ませたり、プロペラに巻きこんだりしたら事ですので、操船はめっちゃ気を使いました。一旦、港へ戻り、ニューフィッシャーマリンのご主人が下船します。そして、旦那とわたしの二人きり。

踏ん張る

なんちゅう写真撮ってるんだよ!!! 船が揺れるので、踏ん張ってます。

主人、操船中

主人、操船中。

船首側から

嫁、船首側へ。波を受けて揺れ、危うくバランスを崩すも、手すりにつかまっていたため落水は免れる。

波に揉まれて…
北西の方へ行こうとシーボニア付近まで来たのですが、このあたりでみるみる風が強くなり波も高くなってきました。

波に揉まれてローリングにピッチング。船上には初心者2人。荒天航法で習ったように、速力を減じて風波をやや斜め前に受けるように進みます。進んでいるつもりが、プロッタを見れば同じ場所をぐるぐる回っていますwww いや笑ってられない…。

めっちゃやばいので港に戻ります。いや、はたして戻れるのか?

というわけで役割分担。今回はわたしが船長だったので、主人が操舵を、わたしが波や周囲の状況、プロッタをみながら操船命令をすることにしました。(このくらいひとりで帰れないといけないのでしょうけど、何より安全第一です。)

定置網が行く手を阻みます。磯側に避けるか、沖側に避けるか…。総合的に判断して沖側に避けることにします。

ようやく港に近づくと、風や波も一気に穏やかになりました。ここなら安全です。

船長はダウン寸前。帰港の連絡をし帰途に。といっても港はもう目の前なんですけどね。^^

係船

釣りをしようとして激しく船酔いしちゃったり、高い波は怖かったりしますが、船に乗るのは本当に楽しいです。もっと上手に操縦できるようになりたいです。また来ます。トローリングもリベンジしたいです。

以上!

テーマ:神奈川 | ジャンル:地域情報

[2014/05/05 05:25] | 三崎2014春 | Trackbacks(0) | Comments(2)
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東京港~隅田川で操船練習
船はいいぞ、ひろしまとしえです。こんばんは☆

4月27日(日)、京浜港(東京区)~隅田川あたりで操船練習してきました。お世話になった教習所の先生に今回も指導していただきました。

ルート

今回は、主人とわたしが(途中交代で)船長資格で操船します。時間は4時間です。なお、教習ではないので観光も兼ねています。

東雲北運河 出航

東雲北運河の桟橋から出航です。ヤンマーの26ftの船です。機関はディーゼルの船内外機です。交通量は結構あります。ちなみに船舶は右側通航です。

140429_030zenshin.jpg 海に出る

運河を航行していたときは水面も穏やかだったのですよ…。ところが、右上写真の防波堤を越えて海に出るとどんどん波が荒くなります。

ざっぱ~ん

針路は東京湾アクアラインの風の塔を目標にして進みます。次々と襲いかかる波にばったんばったんとピッチング。乗員や荷物が飛び跳ねます。窓には波しぶきがざっぱ~んとかかります。

東京湾ではこれが通常レベルだそうで…。荒れたらこんなもんじゃないそうで…。いやいやいや、なら外洋とかどうなるのよぉぉぉ!!!

東京ゲートブリッジ 主人に操縦を交替

東京ゲートブリッジの見えるあたりで、主人に操縦を交替。ハンドルの支えがなくなったわたしは、一層激しく飛び跳ねます。

航跡

後ろを見ると美しい航跡。いかにも船って感じです♪ 見るにはきれいなのですが、こいつが曲者。他船の引き波を受けるとこれまた激しく揺れます。

特殊標識 右げん標識 右げん標識

上の写真は、お船の標識です。黄色いペケ印(左の写真)は特殊標識。工事しているエリアの周囲に配置されていたものです。エリアに勝手に入らぬよう警戒船が見張っていました。赤い三角印(中央と右の写真)は右げん標識。航路などの右端を表したりします。

着岸 着岸

ぐるっと回って波の穏やかな場所に戻り、着岸と離岸の練習をさせてもらいました。車の縦列駐車のようには、簡単にはいきません。

続いて、隅田川を上ります。標識も河川用のものになります。たくさんの遊覧船と行き合いました。

吾妻橋

吾妻橋。主人の撮った写真、なんだかすごい構図の写真だ。金色のアレ東京スカイツリーが刺さってる。しかも、アサヒビールのビルが1さんに見えて仕方がない…。

東京スカイツリー付近で記念写真をたくさん撮ったあと、わたしの操縦で隅田川を下ります。

勝鬨橋

勝鬨橋だ!

勝鬨橋

勝鬨橋、初くぐり!

浜離宮

締めくくりに浜離宮の横を通過。

このあと、もう一度、着岸と離岸の練習をさせてもらい、出発点の桟橋に戻りました。

しかし、船はいいわ~。車のドライブも大好きだけど、船は何から何までぜんぜん違って超刺激的!

以上!

(こんどは三浦に行きたいな♪)

テーマ:日記 | ジャンル:ブログ

[2014/04/30 01:15] | 東京湾・隅田川2014春 | Trackbacks(0) | Comments(4)
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カレ俊 カノ俊 ブログ としえのへたえ - TOSHiÉtti GRAFFitti

としえのへたえ
著者紹介 Profile

ひろしまとしえ

なまえ: ひろしまとしえ
ペンネーム: としえってぃ
Handle: Toshiétti
主宰サークル: 車運舎
職業: 飯綱丸龍みたいな仕事
出身: 静岡県御殿場市
住所: 東京都
所属: AKB1048
   (エーケービー トーシーエイト)
年齢: 自称 21歳
FC2のトリップ: #MNmjYmiU

X: @Toshietti
pixiv: 85125903
YouTube: @toshietti
Misskey: @toshie@misskey.io

【廣島家のウェブサイト】
 廣島研究所
 https://www.hrsm.net/
 製作記事へのショートカット集です

T and T
三崎港にて

としえ船長
としえ船長です

【好きな場所】
 海!
【クリエイティブ系趣味】
 お裁縫、電子工作、激辛料理、
 デジタルヘタ絵、写真
【アウトドア系趣味】
 星見、海外旅行、崖鑑賞
【スポーツ系趣味】
 スキューバダイビング(過去形)、
 テニス(大過去形)、
 アイススケート(超大過去形)

【としえの訪問地】
国内: 全47都道府県
国外: 33ヶ国+7地域くらい
北限: Longyearbyen (北緯78°)
南限: Puerto Iguazú (南緯25°)
東限: 納沙布岬 (東経145°)
西限: Honolulu (西経157°)

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