![]() ひろしまとしえです。週末は那須烏山にお出かけしてたので、ヘタ絵を描く時間がありませんでした。
さて、夏に行ったロシア・アルメニア旅行。もう冬になってしまいましたがクレムリン~赤の広場編です。 クレムリン(Москвский Кремль; マスコーフスキー・クリェームリ)へはトロイツカヤ塔(Троицкая башня; トローイツカヤ・バーシニャ)から入城しました。塔のてっぺんにはルビー色の星があります。 星はロシア語で、ズヴィズダー(звезда)です。この語に反応するそっち系の人もいそうですが……。 大砲の皇帝ことツァーリ・プーシュカ(Царь-пушка)。一度も使ったことがないそうです(→Wikipedia: 「ツァーリ・プーシュカ」の項)。そこは、使ったことあれよ!!! そのそばには巨大な鐘。 鐘の皇帝ことツァーリ・コロコル(Царь-колокол; ツァーリ・コーラカル)。この鐘がなることは一度もなかったそうで(→Wikipedia: 「ツァーリ・コロコル」の項)。重すぎて持ち上がらなかったそうで……。しかも、火事で割れてしまったそうで……。そこは意地でも鳴らせよ!!! こういろいろ惜しいのは、何かの謀略か? クレムリンの中にはたくさんの大聖堂があります。左上写真はウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂; Успенский собор; ウスピェーンスキー・サボール)、右上写真はブラゴヴェシチェンスキー大聖堂(生神女福音大聖堂; Благовещенский собор; ブラガヴィェーッシンスキー・サボール)です。 ほんとうはもっとちゃんとクレムリンを見るべきなのでしょうが、お腹が空いたので赤の広場の近くのマクドに行きました。 オーダーはもちろんガンブルゲルです。ガンブルゲル(гамбургер)とはハンバーガーのことです。 ロシア語では「ハ」の音が「ガ」に転ずることがしばしばあります。ハワイは「ガヴァーイ」に、横浜は「ヤカガーマ」になります。 特に珍しいパターンではありませんが注文・清算窓口と受取窓口は別々でした。スタバのような感じ。 というわけで、赤の広場(Красная площадь; クラースナヤ・プローッシャチ)にやってきました。 上の写真、左の大きなビルがグム百貨店(ГУМ; グム)、中央のネギ坊主の建物が聖ワシリイ大聖堂(Храм Василия Блаженного; フラーム・ヴァシーリヤ・ブラジェーンナヴァ)、右の時計塔がスパスカヤ塔(Спасская башня; スパースカヤ・バーシニャ)です。 ロシアといえばこれですよ、これ! 聖ワシリイ大聖堂ですよ。 ここで主人、バッグから何かを取り出す。それ持ってきてたのかよ?! こないだアキバで500円くらいで買ったそれを! 背景にはめっちゃリアルな3Dの聖ワシリイ大聖堂(というかホンモノ)。どんだけリッチな落ち物パズルゲームだよ?! てかブロック積みすぎやろ! 上の写真の建物は国立歴史博物館。なんでこう鬼嫁にするんよ! このあと、グム百貨店内でピザなどの軽食をとりました。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() ひろしまとしえです。わたしは3連休だったのですが、主人は1日しか休めず。
ロシア・アルメニア旅行記、モスクワ市内の観光地(その1)、平成26年7月28日(月)の記録です。もうあれから3ヶ月以上も経ってしまいました。以下では、括弧内にロシア語表記と発音重視のカナ表記、および意訳などを記します。(ロシア語わかる方へ: こういう記事ではオーカニエとアーカニエのどっちで書くか悩みます。モスクワネタですし、ほんとは全部アーカニエにしたいのですが、他所の資料はオーカニエが多いですし……。) まず、メトロ6号線・カルーシスコ・リーシスカヤ線(Калужско-Рижская; カルーシスカ・リーシスカヤ)でヴェーデンハー(ВДНХ)駅からレニンスキー・プロスペクト(Ленинский проспект; リェーニンスキー・プラスピェークト; レーニン大通り)駅へ。目当てはもちろん: ガガーリン像です。世界初の宇宙飛行士 ユーリイ・アレクセーエヴィッチ・ガガーリン(Юрий Алексеевич Гагарин; ユーリイ・アリクシェーィイッチ・ガガーリン)です。 一度見れば忘れられないポーズです。この像はずばりガガーリン区(Гагаринский район; ガガーリンスキー・ラヨン)にあります。 像の下には球体があります。これヴォストーク(Восток; ヴァストーク)のアレを模しているようです。 1961年4月12日 ソビエトの有人宇宙船「ヴォストーク」は地球の周回飛行を遂行した。宇宙空間に入った最初の人物、ソビエト社会主義共和国連邦の市民 ユーリイ・アレクセーエヴィッチ・ガガーリン。と書かれています。 宇宙つながりで、次はゴーリキイ公園(ЦПКиО им. М.Горького)のブラン(Буран)を見ようということになりました。 メトロ6号線でレニンスキー・プロスペクト駅からオクチャブリスカヤ(Октябрьская; アクチャーブリスカヤ)駅へ。5号線(環状線)に乗り換えてキエフスカヤ(Киевская; キーイフスカヤ)駅で下車。 駅前のビルに車が!!! おそロシア……。 この近くのモスクワ川の岸へ行きたいのですが、なかなか着きません。スケールが大きいんです。とにかく1ブロックが大きい。 「キエフ駅」船着場(Причал “Киевский вокзал”; プリチャール・キーイフスキー・ヴァグザール)に着きました。ここからお船に乗ります♪ 乗船券を購入します。ロシア人みんな大きいのに、なんで窓口はいつもこんな低さなん?! きっぷ売り場にあった船上での禁止事項の表示にカメラのマークがあったので写真が撮れないのかと心配になりましたが、「プロフェッショナルの方の撮影は禁止」と書かれていました。よかった^^; 二つの路線があります。ルート#1が各駅停船で運賃500ルーブル。ルート#2がノンストップの遊覧で運賃600ルーブル。1日乗船券は800ルーブルとありました。わたしたちは各駅停船のきっぷを購入しました。 スターン(船尾)寄りのスターボードサイド(右舷)の席に着きました。ちょっと船舶用語使ってみたかっただけ♪ デッキ上の席でしたので、日焼けまっしぐらです。 右はモスクワ大学です。このような独特の形をした高層ビルは、スターリン様式と呼ばれます。 ちなみに、モスクワにある川だからモスクワ川なのではなく、モスクワ川のほとりの都市だからモスクワなのです。川が先です。この川は2度合流して最終的にはヴォルガ川となりカスピ海に注ぎます。(『チャージマン研!』ファンの主人が反応しそうだ……。) そして、船はいよいよゴーリキイ公園に迫ります。ゴーリキイ公園には待ちに待ったオービター「ブラン」の姿が…… 姿が……ない! ブランの姿がない!! ショックにめげず、主人が怒涛の勢いでググりはじめました。そしてある記事を見つけました。ロシア語のオンラインニュースの記事曰く: 「ヴェーデンハーに移送中のブラン」……なんですとぉ?! ヴェーデンハーだと?!! トーダイ・モトクラシー。 という顛末で、ヴェーデンハーに何度も通うことになったわけです。結局、ブランに会えたのはロシアからアルメニアに飛ぶ直前だったのでした(→この記事)。 巨大な像が見えてきました(右写真)。ピョートル大帝記念碑(Памятник Петру I)です。 ![]() 「ボリショイ・カメンヌィ橋」船着場(Причал “Б. Кменный мост”; プリチャール・バリショーイ・カミェーンヌィ・モースト)に差し掛かるとボリショイ・カメンヌィ橋(大石橋)の向こうにクレムリン(Москвский Кремль; マスコーフスキー・クリェームリ)が見えてきました。 クレムリンは翌日に行くつもりだったのですが、せっかく近くまで来たので見に行くことにしました。ここの船着場で下船。 ![]() 橋からの眺め。橋の舗装のアスファルトっぽいのが暑さで溶けていました。これを知らずに踏んでしまい靴が路面に接着されかかりました。 次回は、クレムリン&赤の広場編です。ほんじゃ! (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() 日曜はスタフ閉塞が見たくなって小湊鐵道に乗ってきた、ひろしまとしえです。こんばんは☆
ロシア・アルメニア旅行記、モスクワはヴェーデンハーその4、宇宙っぽくない屋内展示編です。 左上、ロボットみたいな形の何か。名前はセプルカ。リモコン操作で音声ガイドをするらしいです。……それってロボか? 頭の中の回路がシースルー。 そういえば、ロボットという単語はチェコ語のrobota(強制労働)が起源とのこと(→ウィキペディア「ロボット」の項)。ちなみに「労働」を意味するロシア語はработа(ラボータ)。スラヴ語同士なので似ています。 右上は人工知能的な体験型展示。免疫系をシミュレートしているらしいのです。説明板にあるQRコードをスマホに読ませると、画面が真っ赤になりました。上の方にあるであろうカメラがこの色を検知し、スマホ画面の真上の天井に赤い光が現れました。白血球的な何かがこれを貪食するというものでした。ここにはほとんど誰もいなかったのですが、わたしが実演していたら人がわらわら寄ってきましたwww 左上はテスラコイルと放電管。テスラコイルで高周波の高圧を発生し、その電場を受けて放電管が光るというもの。放電管の場所を動かせる体験型展示でした。 右上は、磁性流体。展示の下に大きな磁石がありました。磁石を手に持って磁性流体をぐりぐりして遊べます。 中判、大判のカメラです。фотоаппаратって感じです。 こ、これは!!! テルミンです! このブログにも製作記事を載せてきたあの非接触の電子楽器です。元祖テルミンは貫録があります。四角形のスピーカもおしゃれです。 説明員のお姉さんがわたしのそばにいらして、「これは世界初の電子楽器です」と英語で説明くださいました。「テルミンですね!」と答えると、「ご存知なのですか?!」と驚いたようすでした。 レトロなスピード写真です。なんとこれ完動品なんです。有料ですが実際に撮影できます。その結果……。 超暗えええええ! 通りすがりのおばちゃんが笑いながら近づいてきました。 おばちゃん曰く: 「Тёмное! Чёрное!! Хахаха. (暗いね~! つか、黒いね!! ははは。)」 としえ答えて曰く: 「Да, очень чёрное!! (ええ、こりゃ超黒いわ!!)」 おばちゃん、写真のあまりの黒さにめっちゃツボってたwww 喫茶スペースで飲みものをいただきました。 次回からはモスクワ市内観光編の予定です。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() 片頭痛が痛い、ひろしまとしえです。こんばんは☆ 更新が滞りました…。
ロシア・アルメニア旅行記、モスクワはВДНХ(ヴェーデンハー)その3、屋内の展示物(宇宙モノ)編です。 建物には垂れ幕。「エキスポ ・ ロシアは自力でやります」といった意味のことが書いてあります。 その前に、お外のヴォストーク(右写真)。このスケール感を覚えておきましょう。 ノーズフェアリング部分を別の角度から拡大して見てみます。穴の中に球体が見えますね。ここ、とても大事です! 上の写真の球体は、さきほどのロケットの中の球体なのであります。ここは、宇宙工学分野の研究をしていた としえ博士(工学)(大マジ)が説明しよう! 宇宙飛行士はこのように乗船するのである。(キリッ …… ウソである。 ヘタなこと言うと信頼に関わるね。(てへぺろ とか言いながら、実はわたし、この屋内展示を見て本気でそう思ったのです…。「どんな巨大な飛行士だね?!」と我が家の学芸員(ホンモノ)に突っ込まれました。屋内のこの展示、ミニチュアだったのね…。 宇宙服だ! (右写真) ラフな感じのと、ガチな感じのが並んでいます。 ルノホート(Луноход)です(上写真)。ロシア語で「月を歩く者」的な意味になります。お化粧のコンパクトから、パラソルチョコレートが生えてて可愛いです♪ これは液体燃料ロケットエンジンかな。 左上はトイレ。右上はレンコンです。関東ではハスと言うのですね。じゃなくて、右上は冷蔵庫とこのことです。 歯磨き粉のチューブみたいのは、ボルシチ! 宇宙食でした♪ 今回はここまで。次回は、屋内展示(宇宙モノ以外)です。 「大特、け引」な感じの車両を目撃! (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() ひろしまとしえです、こんばんは☆
ロシア・アルメニア旅行記、モスクワはВДНХ(ヴェーデンハー)その2、屋外の展示物編です。まずは、飛行機。 ヤコヴレフЯк-42(Yak-42)です。地図や人々などのペイントが施されています。つづいては、これだ! Восток(ヴォストーク)だ! どどーんとド迫力のロケットです。展示の仕方も素晴らしい。ちなみにヴォストークとはロシア語で「東」を意味します。 そして、これが今回の訪問の最大の目的: オービタのБуран(ブラン)でございます。いわばスペースシャトルのソ連版です。ブランとはロシア語で「吹雪」を意味します。 実はこれ、モスクワ川沿いのゴーリキイ公園に置かれているという情報を得て、モスクワ川クルーズの遊覧船(これについてはまた後日)からアプローチをかけたのですよ。しかし、そこにはその姿がない。ロシア語でウェブ検索をかけていろいろ記事を漁ると、ついこないだヴェーデンハーに運ばれたようなのです。ヴェーデンハーには何度か通っていたのですが、もう一度しっかり見直してみると、奥の方にあるではありませんか! やや角ばった印象ですが、スペースシャトルと形もよく似ています。移設されたばかりで、まだ作業中。周囲を工事車両が行き来しています。 上の写真、ブラン、オスタンキノ・テレビ塔、ホイールローダの3ショット。宇宙機、放送、重機って……なんだよわたしの生きざまかよ?! (ワカルヤツダケ、ワカレ。) 左上、ソ連の国旗と、キリル文字でСССР(ソ連)、そしてБуран(ブラン)。 もういっちょ、斜め前から。 アメリカのスペースシャトルと比較してみましょう。上は、幕張メッセで開催されていた宇宙博での展示です。 わたし、学生の頃、アメリカのメリーランド州にあるNASAのゴダード宇宙飛行センターに行って、スペースシャトルのカーゴベイの実寸モデル(ペイロードがちゃんと載るかを試験する施設)を見せてもらったりとか、シャトルからの交信の生声を聴かせてもらったりしたんです。いまはもう、こういうオービタが飛ばなくなってしまって、ちょっとさびしいのですよ…。 アイスでも食べて気を取り直します。 ほんとにアイスはどこにでも売ってます。しかも、どれもクォリティが高いのです。 ロシアに来たら、アイスを食べましょう。 そして、ロシアといえば……。 アサルトライフルАК-47でしょう。カラシニコフね♪ 上の写真はBB弾の出る模型での射的ですけどね。 獲物をエコバッグに入れ、ВДНХを後にしました。 なお、記事はまだまだ続きます。次回は、ВДНХの屋内展示です。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() 久々のロシア・アルメニア旅行記、今回からしばらくモスクワ・ВДНХ(ヴェーデンハー)編です。学生時代のロシア語の教科書によくこの名前が出てきたものですから、訪れてみたかった場所の一つなのでありました。今回は、いかにも赤っぽいところをご紹介。
ВДНХは国民経済達成博覧会( ソ連崩壊後、ВВЦ(ヴェーヴェーツェー; 全ロシア博覧センター)に改名されました。それが、ついこの間2014年5月14日からВДНХの名が復活したようです! [参照: ウィキぺディア 「VDNKh (Russia)」の項] まずは最寄りのメトロВДНХ駅の入口。「レーニン記念モスクワ地下鉄 国民経済達成博覧会」なる仰々しい駅名表示。いかにもソ連ソ連してますね~。 ソ連といえば宇宙開発の先駆者。まず目につくのが、飛び立つロケットのモニュメント! 柵にはスプートニク!! ちなみにスプートニク(Спутник)とはロシア語で「衛星」という意味。まんまじゃんけ。 凱旋門です。上の像を拡大すると、男女が麦の束を掲げています。街灯も麦の穂をかたどっています。もともとは農業の博覧施設だったからでしょうか。 レリーフの、何というかこう斜め上を指さして、同じ方向に向かっていく感じ、赤いっすね~。 共産的なモチーフといえば、鎌、槌、穂、歯車、筆記具、コンパス、星、赤などなどですね。鎌と槌のレリーフも随所に見られます。 そしてやはり極めつけは、レーニン像でしょう。 ここは本当に広いんです。奥にも横にもいろいろな施設が広がっています。今回は奥へ奥へと進みましょう。 噴水です。暑い夏の日には気持ちいいです。 しかし、これまた麦の穂をかたどっています。金色の女子も麦の穂を持っています。ここまで麦麦しているのは、斬新です。 お花畑の向こうは……。 噴水、ещё раз! 麦麦したエリアの向こうは……次回につづく。 見るもの見るものに圧倒されて、ツーショット写真がなかなか撮れないのでした。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() ひろしまとしえです、こんばんは☆ 更新ままなりません。ごめんなさい。
戦車に乗ってズボンが破けたりスカートが吹っ飛んだりした直後、空を見ると上空に変態がいました。ではなくて、編隊でした。 すぐそばのクビンカ空軍基地から飛び立ったМиГ-29(MiG-29; ミグ29)かСу-27(Su-27; スホーイ27)と思われます、たぶん。日本の航空自衛隊のブルーインパルス的な存在です。 飛行機まで見られてちょっと得した気分。というわけで、クビンカを後にしモスクワ都心へ帰ります、下半身を恥じらいながらも。 帰ると言っても、タクシーはいません。仕方がないので、歩きました。しかし、目前の自動車道で人の歩ける道が寸断されています。脇には戦車が看板代わりに置かれていました。 橋の下(かなりの急坂)を土まみれになりながらくぐって反対側(クビンカ駅側)に出て、自動車道に沿って歩いていったのですが……。 行き止まり。あの先の高架まで行って右に曲がりたかったのですが……。かなり遠回りになりますが自動車道に沿って反対側に歩くことにしました。駅まで2~3kmはありそうです。遠いよ!!! 泣きそうになって歩いていたら……。 前を歩いていた別の徒歩組が、マルシルートカ(乗合タクシー)を停めているではありませんか! グッジョブだよ! わたしたちも駆け寄り、一緒に乗せてもらいました。 クビンカ駅に着き、小さな商店の集まった小さなビルへ。紳士服屋さんがあったので、主人のジーンズを購入しました。3本見せてもらって、うち2本を購入。「Короче? ― Нет. ― …… ― Хорошо. Я куплю это и это. ― Это не нужно? ― Не нужно. (もうちょい短いのはある? ― ないわ。 ― …… ― いいね。これとこれちょうだい。 ― これは要らないの? ― 要らない。)」みたいな適当なやりとり。通じたからいいや。 丈はロシアンなサイズでやや長かったのですが、裾を内側に折ってその場をしのぎました。ホテルに帰ってから、軽くまつっておきました。 一方、嫁スカートはそのまま…。www クビンカ駅にて、わたしどう見てもロシア人じゃないのに、おばちゃんにロシア語で「文字が小さくてよく見えないの。時刻読んでくれない?」と頼まれます。なんだよこのムリゲー!!! 上から順に数字の羅列を読み上げていきました。おばちゃん、この後ちゃんと列車に乗れたのかな…。 タシケント-サンクト・ペテルブルク間のサボの入った列車が何気に停まっています。タシケントですよ! ウズベキスタンの!! モスクワのベラルースキー・ヴァグザール(ベラルーシ駅)行きの列車に乗車。しかし、行きにテストフスカヤ-クビンカの往復乗車券を買ってしまっていたのですよ。しもた…。ベラルーシ駅まで帰れるならその方が楽だった…。 結局、乗り越し精算の仕方がよくわからなかったので、テストフスカヤで降車しました。テストフスカヤ駅からメトロのメジュドゥナロードナヤ駅に接続しているらしいのでOK。 メジュドゥナロードナヤ駅はこれらビルの近く。待て、ちょっと遠くないか? そこにきて工事中ですよ! もうダンジョンです。歩道を見つけるのに幾重もの謎解き。 メジュドゥナロードナヤ駅に着きました。正面の階段はこんなふう(左上写真)に封鎖されていました。 メトロを乗り継ぎ、くたくたになってВДНХ(ヴェーデンハー)まで戻ってきました(右上写真)。槌をもった男性と鎌をもった女性の像がめっちゃ夕日に映えています。夕方というよりは、もう夜。時刻はもう21時になろうとしています。 トロリーバスに乗りました。系統を確認し忘れ、見事に乗り間違えました。見たこともない道に入っていきます。引き返すべく、すぐさま降車しました。しかしだ! 反対向きのバス停が見当たらないのだ!! 周囲をうろうろしていたら、トラムを目撃。電停も発見しました。これでわかる場所まで引き返せる……。 夜なのでキオスクが閉まっていて飲みものすら飲めず、へとへとになってホテル付近まで帰ってきました。ホテルの近くのスーパーでピザ、量り売りのサラダなどを購入し、お夕飯としました。クビンカは遠かった。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() 元気復活、ひろしまとしえです、こんばんは☆ 眠いけどな。
7月27日(日)の続き。アイスを食べながら列車に揺られてやってきました、クビンカ1(Кубинка-1)駅。 大きくない駅なのですが、すごい数の人々が降車します。何、ここ一大観光地なん?! 駅前をうろうろして、目的地まで歩けそうにないことが判明。 客待ちをしているようには見えないタクシーに近寄ります。近くにいらしたおじさんが、「タンク ムズェーイ? (戦車博物館か?)」と訊いてきたので、「ダー。(はい。)」と答えます。 んで、タクシーに案内されました。ドライバーはさっきの男性ではなく、若い女性。めちゃくちゃ美女。タクシーの内には蜘蛛の飾り付け。 運賃は言い値の200ルーブルで承諾。道路は大渋滞。着いた先も路駐だらけ。なに、ここ観光地なん?! クビンカ戦車博物館(Танковый музей Кубинка)にやってきました。ここ、なにげにガチの軍事基地です。こんなとこにガイジンの私らが入れるのも、グラスノスチのお陰です。 事前調査で、ここは事前に所定の手続きがないと入れないとか、個人ではまずムリだとか、そんな情報もある一方で、普通に入れたという情報もありました。また、7月下旬ということで国境付近がちょっときな臭くなってきた矢先ですので、心配ではありましたが…結論、普通に入れましたよ! つか、普通に観光地化しています。親子連れがいっぱいいます。 ただし、入場券購入にはパスポート提示が必要で、入場時には金属探知機&手荷物検査がありました。写真撮影許可は確か600ルーブル。 屋外展示と屋内展示があります。屋内展示は、大きな倉庫みたいなのが数棟(ウィキペディアによれば7棟らしい)あって、その中に……。 その中に、戦車がぎっしり詰まっているわけです。 わたしにはよくわかんないのですが、こんなのとか……。 こんな大きいのとか…。主人にきけば、このマウスはかなり有名らしいです。 すると、片隅になにか妙なものが…。 ちっちゃいぞ! 丸っこいぞ!! 補助輪みたいのついてるぞ! その名は「クーゲルパンツァー」。謎に包まれているらしいです。いやいや、これに人が入ってもめっちゃ狭そうだし、むしろ目立ちそうだし、簡単に吹き飛ばされそうですし、覗き穴からお手紙投函されそうなんですが、よろしかったのでしょうか。 なんでも、主人の主目的はこれを観察することだったようです。できれば中を見たかったそうですが、近寄れませんでした。 展示場の入口には、右のような看板が掲げられています。 これは第7パヴィリオン。その下に、「ハンガリー、イタリア、中国、ポーランド、フランス、チェコスロバキア、スウェーデン、日本」と書かれています。 日本のを見てみましょう。 珍しいのがあります。水陸両用です。そういえば、現在こういう水陸両用車乗るには何の免許が要るんだ? 大特+小型船舶?? お外の展示です。これ、鉄道を走るっぽいです。 戦車に乗っかれます。ガルパン状態です。パンツが……、ぎり見えていないのでセーフです。見えてしまったら、ガールズ&パンツになってしまいます。 この後、戦車から飛び降りたら、スカートのホックが飛びました。太りすぎで、スカートがパンパンツァー。安全ピンで留めようとしたのですが、針がお腹に刺さって……ちょっと気持ちいい♪ 一方で、主人。戦車に乗ろうとしたらズボンが裂けました。 こちらも安全ピンで補修しようとしたのですが、まったくムリ。鞄で後ろをガードし、内股で歩いてもらうことにしました。 しかし、夫婦してなにやっているのでしょうか。なにかの呪いでしょうか? しかし、もの好きな呪い方だ。 主人のズボン、あまりにもどうしようもない破け方で、このままモスクワの都心へは帰れない状態でしたので、クビンカ駅前のキオスクに毛が生えたくらいの小さな紳士服店でジーンズ2本買いました。いいお土産です。 (つづく) | ホーム |
![]() |
![]() メンタルだめだ…起伏の激しい、ひろしまとしえです。こんばんは☆
7月27日(日)はクビンカ(Кубинка)へ! まずはベラルーシ駅で切符を買おうとしたら、「(クビンカ行きの)列車ないよ。」と言われます。状況がよくわからないまま、とりあえずGoogleマップの指示通りトロリーバスでテストフスカヤ(Тестовская)駅に行くことにしました。 ホーム上にある近郊列車のきっぷ売り場でクビンカ往復の乗車券を2人分購入。こちらではあっさり買えました。 保線用っぽい車両。運転士さん、警笛をサービスしてくださいました。 きっぷを購入したのは2番線。ホームの時刻表で目当ての列車を探していたら、出札窓口の女性が建物から出ていらして「これ(11:34)は行かない。これ(11:58)とこれ(12:09)は行くよ。乗り場はあっち(1番線)だよ。」と丁寧に教えてくださいました。 こちらは1番線の時刻表。路線図と時刻表の停車駅一覧を比べっこしています。 時刻表には、時刻、運転日、始点、終点、停車駅などが記載されています。運転日は、ежедневно(毎日)、пo будням(平日)、пo выходным(休日)などと記載されています。 停車駅欄、вездеとあれば各駅停車、「кроме: △△△」とあれば「△△△以外に停車」という意味です。 右の写真は時刻表に一緒に載っている路線図。小さな駅には名前すらありません! なんと「109 км」や「144 км」のようにキロ程なんですよ!! 「おまえ、どこ住んでるんだよ?」→「147キロメートルだよ。」みたいになってしまうではありませんか。誰かまともな名前付けたってや! 列車に乗ると、さっそく車内販売が。アイスクリームとか飲みもの、新聞はわかるんですよ…。しかし、なぜに靴下を売りにくるかな?! ロシアに来てアイスクリーム(мороженое; マロージナエ)を食べないわけにはいきません。 右上の写真はロシアの踏切。なんと、路面にコインパーキングのロック板を巨大化したようなモノが起き上がります。こりゃ突破できねー…。 (つづく) さて、ここから別ネタ。うちのイラストや写真って、結構パクられているんですね…。いろいろ曲解されているものもあるので補足! 「ボケて」だけではありませんでした。某掲示板で、「元ネタは何や?」とか「この少女は実在するのか?」、「ジブリアニメにいそうだ。」などと盛り上がっていたようですが、これわたしのオリジナルなんで…。 元ネタはここだ! この少女はわたしだ!! うん、沖縄で正解。 気に入っていただいて何よりであります。 次はこれ。 「なんじゃこりゃあ」の次点的なポジションを築きつつあるのですが、▲理の絵と勘違いされています。これは生▼ではありません、血尿なんです! 「ごちそうさまでした」の図解として参照されていましたが、違います! これは「いただきました」の図解です。静岡では「いただきました」なんです!! ってかキャプション入ってるやん…。 左側だけうまいこと切り抜いて某ボットのアイコンになってました。 どや、気まずいやろ? 使いどころ難しいと思うのですが…。 これも、使いどころが…。 あちこちのサイトで何故かわたしが謝る羽目に…。 汎用的なセリフが入っていると使われてしまうようです。 こんなにパクられるならもっと丁寧に描くんだった。 ごめんなさい。 以上! 寝る!!! | ホーム |
![]() |
![]() むかし治した歯の詰め物が取れてしまい歯科で治してもらったら、こんどはその隣の歯が激痛。やんなっちゃう…。きのうは有給休暇で通院×3。
自分が休暇なので、お弁当は主人の分だけ作りました。冷凍庫で冷却してから持っていってもらう/持っていくのですが、自分の分がないことが災いして(←自分のがあれば自分のをバッグに入れるとき気づく)お弁当を持たせ忘れてしまいました。Oh, ... . (わたしがいただきました。) さて、ロシア・アルメニア旅行記は交通乗り方編3。なかなか本題に入れないのがもどかしい…。 【地下鉄の乗り方(イェレヴァン)】 アルメニアの首都イェレヴァンの地下鉄では、まず窓口で透明オレンジ色のジェトン(トークン)を購入します。ロシア語は通じました。 ジェトンは使い古されてだいぶボロボロになっていましたが、自動改札機のゲートはちゃんと開きました。 構内の写真がないのは、撮影禁止だったからです! 【バス、トロリーバス、トラムの乗り方(モスクワ)】 バス、トロリーバス、トラム、地下鉄に使える共通カード(ЕДИНЫЙと書かれた水色のICカード)を持っていれば乗れます。あるいはバス、トロリーバス、トラム用のТАТカード(ТАТと書かれたオレンジ色の磁気カード)を買う手もあります。 右の写真は乗車券を売るキオスクです。いろいろな券種を扱っているので、買うのがちょっとややこしいです。 トロリーバスやバスの車内で運転士さんからきっぷを買う手もあります。4回券で100ルーブルでした。 バス停はどこの国も似たり寄ったりです。 上はバス系統の案内板です。Аはバス(Автобус; アフトーブス)、Тбはトロリーバス(Троллейбус; トラリェイブス)の略だと思います。 ちなみにこれはホテルの最寄りのバス停「シコーラ・ノーミル・シミソート・ピッディシャート(第750学校)」です。第二中学校とかそういうノリだと思うのですが、750て! バスの行き先がВДНХ(北)、地下鉄ВДНХ、ВДНХ(南)、地下鉄バタニーチェスキー・サート経由地下鉄ВДНХ、トロリーバスの行き先が地下鉄ВДНХ。このバス停からはどれに乗ってもВДНХには行けるようだ! バスやトロリーバスにも自動改札機があります。ICカードをタッチ(または磁気カードを挿抜)してからバーを押して入ります。磁気カードの場合には裏面に乗車記録が印字されますのであと何回乗れるかがわかります。 ついでに、右の写真はトロリーバス。日本では立山黒部アルペンルートでしか乗れませんが、こっちではバンバン走ってます。 屋根から角のように生えた2本のトロリーポールが特徴的です。見た目はバスですが、電動ですので乗り心地や音も電車風です。 【駅名や停留所名の聞き取り方】 停車するバス停や駅の名前の聞き取り方。ロシアでは車のドアが閉まるときに次の停車駅(停留所)がアナウンスされます。次のようなフォーマットですので、最後の単語に集中しましょう。 アスタロージナ、ドヴェーリ・ザクルィヴァーユッツァ。スリェードゥユッシャヤ・スタンツィヤ・△△△△△(駅名)。 アスタロージナ、ドヴェーリ・ザクルィヴァーユッツァ。スリェードゥユッシャヤ・アスタノーフカ・△△△△△(停留所名)。 半端ですが、きょうはここまで。以上! | ホーム |
![]() |
著者紹介 Profile
|
![]()
なまえ: ひろしまとしえ ![]() 三崎港にて ![]() としえ船長です 【好きな場所】 海! 【クリエイティブ系趣味】 お裁縫、電子工作、激辛料理、 デジタルヘタ絵、写真 【アウトドア系趣味】 星見、海外旅行、崖鑑賞 【スポーツ系趣味】 スキューバダイビング(過去形)、 テニス(大過去形)、 アイススケート(超大過去形) 【としえの訪問地】 国内: 全47都道府県 国外: 33ヶ国+7地域くらい 北限: Longyearbyen (北緯78°) 南限: Puerto Iguazú (南緯25°) 東限: 納沙布岬 (東経145°) 西限: Honolulu (西経157°)
|
![]() |
カテゴリー
Categories |
|
![]() |
カレンダー Calendar
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
リンク
Favorite Sites |
|
![]() |
メールフォーム
Mail Form |
|
![]() |
新着 Latest Articles
|
|
![]() |
ご案内 Notes
|
コメントとトラバは、ひろしまとしえの承認後に表示されます。即時性なくてごめんなさい。不承認のときもごめんなさい。間違って投稿された場合は、続けて修正版または削除指示等のコメを再投稿いただければ、それらしくファジィに対応いたします。
鍵コメは投稿できなくしてありますのでメールフォームをご利用ください。
|
![]() |
検索 Text Search
|
|
![]() |
RSSs
|
|
![]() |
ランキングサイト
Ranking Sites |
|
![]() |
ご訪問者数 Visitors
|
|
![]() |
QR Code
|
![]() 携帯電話からはいま一つご覧いただけません。 |
![]() |